2019年9月4日水曜日

エレクラフト KX1 ゲット

KX1はもう製造中止になっていてどこにも売っていない。代替え機種がKX2なのだろう。
買えないとなると欲しくなる。でebayを検索するとイギリス人の個人がオークションに出品している。相場は5万円程度で売り出されているが3万円からのスタート価格。
で、参加することにした。
結局36000円まで上がったが落札。

商品が到着して、機能チェック、マニュアルがないのでホームページからダウンロードした。
ところが、ロータリーエンコーダがうまく動かない。一定方向に回しても数値が上がったり下がったりする。何とか使えないことはないが交換したい。
しかし、ホームページのパーツリストにもこの部品はすでになく型番がわからない。
で、サポートに連絡すると、Digi-keyの型番を教えてくれた。Digi-keyなら秋葉原のマルツと提携していて国内送料で購入することが可能。
で早速注文すると在庫なしで取り寄せ品との事。Digi-key直だとアメリカから送ってくるので送料が何千円もかかるが、マルツ経由だと500円。それでも代金は700円だからかなり割高だけどしょうがない。
で、取り寄せたのがこれ。
しかし、取り換えるには配線が5個と固定用の爪が基板に半田付けされているので、これをきれいに吸い取る必要がある。
で、少し前に買ってあった電動半田吸い取り機を使ってみることにした。
今までは、手動の吸い取り機、や吸い取り線を使っていたが、スルーホールの基板の奥の半田まではなかなかきれいに除去することができなかった。
今まで使っていた吸い取り機各種、上部は半田こての中心に穴が開いていて温めながら吸い取る方式だが一回の吸い取り量が少なくうまくいかなかった。

これが電動吸い取り機、久々の国産品 goot というメーカーのもの。

KX1を分解すると
分解してみてATU基板が付いてることを発見。これは得した気分。
問題のロータリーエンコーダは基板中央上部のシルバーのボリューム状の部品。

周りの部品に気を使いながら、電動吸い取り機ではんだを吸い取るが、スルーホールに対して少し大きな吸い取り機の口が綺麗に密着し2mm程度ある基板の奥の半田まで綺麗に吸い取ってくれる半面、固定用の爪は穴が大きくある程度しか吸い取れなかった。
残りは吸い取り線の一番細いのでやったほうがうまくいった。
取り外したロータリーエンコーダ

ついでにパワーも測定してみた。

MFJのQRP用パワーメータで測定。

結果は
7Mhzも14Mhzも5W超え
スペックは
9 V supply 1.5-2 W
12 V supply 3-4 W
なのでメーターの誤差があるかもしれないけど満足。

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