2019年9月16日月曜日

台風15号の被害

温暖化のせいか、台風の威力が近年増しているように感じる。感じるところか実際被害にあっている。
今回の台風は関東直撃で、うちのアンテナも相当の被害が出た。
SAT用の仰角ローテーターを付けた430Mhzのアンテナは、仰角時にアンテナと干渉しないようにステーがかなり下にしか取れなかった関係で、ローテーターにかなりの力がかかったのかケースが割れた。
ローテーターでアンテナを支える構造が悪かったみたい。これに伴ってアンテナのエレメントやブームも曲がってしまった。
八重洲に聞くと、部品としては売ってくれるが、ケースとクランプで約7,000円との事。発注してから2から3か月納期がかかるらしい。

次はクッシュクラフトのR-9バーチカルアンテナ。
トップヘビーなのか途中のトラップコイルのところで曲がった。これは去年の台風でも曲がって、トラップコイルだけ購入して直したばかりだった。
また購入するのはさすがに嫌なので、こちらは自分で治すことにした。
ユニディでアルミパイプを探すと同じ径のパイプが1mで700円で売っていた。
 曲がったトラップコイルのR-9 )台風対策で下げた状態だったけどトップヘビーな部分がやられた)

 取り外したトラップと購入したアルミパイプ

曲げもどそうとしたら破断したトラップ

元々の材料はジュラルミンだろうから、アルミだと強度は弱そう。

トラップを分解すると
上下にコイルは分かれていて下のコイルの心棒が割れていたのでこれをアルミパイプと交換。パイプとコイルの端部はリベットで固定されていたので、ドリルでリベットを破壊して取り外す必要があった。新しいパイプはタップを切ってビス止めとした。(写真はタップを切る前)

完成したトラップ
肉厚は見たところ同じだがアルミとジュラルミンだと強度が違いそうなので今度建てるときはこのトラップコイルの上からナイロンステーを取ることで計画するけど、微妙にコイルの容量も変わっているだろうしうまくいくかどうか不明。長さで調整できそうだし何とかなるかな?

元々マルチバンドで3.5Mhzから50Mhzまで一本でオンエアできるのが魅力だったが、14Mhz以上は別のアンテナがあるし、3.5,10Mhzが働けば良いのでそのバンドだけ調整すればいいから多少の特性の変化はどうにかなるだろう!

というか21Mhz以下は本体とは別にフルサイズのサイドエレメントを働かせるらしいのだが、地上高も低くなるしゲインもないので使い物にならない。あまり欲張らずにもっと単純なアンテナにすべきだったと今更ながら反省している。

その他、ロングワイヤーは細い電線を使っていたのでATUのコネクタ部分で切れてたし、VHFのアンテナは風で方向が90度回っていたりしたけどこれは修理は簡単にできそう。

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