2019年9月5日木曜日

エレクラフト K2 の製作 その6


マニュアルについて
私はelecraftのホームページから個人輸入という形で購入したため、日本語のマニュアルはついていない。
ローカルのOMから日本語マニュアルを借りた。
比べてみると、各所で記述が違う。

一例がR64の値、日本語では470Ωとなっているが英語は100Ω
英語版についてきた正誤表を見てもここの訂正はない。
マニュアルの日付は日本語が2002年、英語は2012年だから10年差がある。
多分仕様変更になっているのだろう?
しかし、こうなると日本語マニュアルだけ見て製作するわけにはいかない。
パーツについては英語版を参照するほかない。
しかし、組み立て途中の検査方法などは日本語を読むとよくわかるので、使い分けようと思う。

で、チェックの続き
今回はグリーンLCDのキャリブレーション、サイドトーン機能、電流測定、周波数測定プローブの作成など


これがプローブ、と言っても先端の端子と同軸の間に10pFのコンデンサを入れただけだが

で、これをどうやって使うかというと、
コントロール基板に不明なプラグ二つ付いているが内一つに繋ぐと、正面の液晶が周波数計として使えるようになるメニューがプログラムされている。電圧についても同じだがこれはDMMでもOKとの事。
この基板でもう一つ工夫があるのは、RFボードに取り付けた基板を取り外せるように、基板に穴が開いていて、ここに六角レンチを挿入すると丁度ビス頭を支点にして、てこの原理を使うと簡単に取り外せること。

キットとして設計された基板であることがよくわかる。

LCDのテストは

うえの写真二枚はdayとnight仕様の表示

この2枚はグリーンLCDのドット表示とライン表示の電流量の差(0.08と0.12の差)
バッテリー駆動の場合はドット表示を推奨するとの事。
(左のE以下は電圧表示)
これ以外に、サイドトーンの周波数・音量、Sメーターのキャリブレーションなどをここで行う。

ここまでうまく動けばやっと次の部品取り付けに移れる。

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