2013年11月30日土曜日

BLHELIプログラムボックスのアップデート(備忘録)

BLHELIがV11にアップデートされているとの事なので、ダウンロードしてみました。基本あまり変化が無いので10.3のまま使ってもよかったのですが、せっかくダウンロードしたのでぼちぼちアップデートしようと思いますが、フィールドで調整するためには、プログラムボックスのソフトもアップデートしておく必要があります。

最初はARDUINO UNOを使っていましたが、重く、液晶が壊れやすそうなのでホビキンで売ってる市販のプログラムボックスを利用したものに変更しています。

関連記事は

http://nob-heli.blogspot.jp/2013/05/blheliboxhobbykingaquaster.html

です。

で、アップデートする方法を思い出すために上記記事を見てみましたが、いい加減な記事でさっぱりわかりません。

で、もう一度記事にして備忘録にしようと思います。

製作編はなんとなく上記記事でわかるのですが、ファームを書き換えるところが全く飛ばしていて参考にならないので、その部分を記録します。


全体像はこれですが、

ポイントは、まずUSB-SIRIAL変換ボードですが、

ジャンパーを5V動作にする。
RX-TX端子をショートさせる。

を行う必要があります。


次に本体側は


元々ある、3端子の下側に接続する。向きは上から、GND、Vcc、TX-RXの順です。

で、BLHELIソフトのシリアルインターフェースのタブを開き、Flash TAQX boxをクリックする。
で、完成です。

また、製作編では、この作業以前に、ATMEGA8にbootloaderを書き込む必要がありますが、


この場合は、ブレッドボード用の接続線を使って、写真のように半田付けし、AVR-ISP MK2などと接続し書き込みます。




2013年11月26日火曜日

devil450をardupilotで飛ばす・・・その1

ardupilotは、、APMというコントローラー用でクアッドコプターなどUAV用に開発されたソフトですが、
これでシングルローターヘリを飛ばそうとする企画です。
と言っても、自分で開発するのではなく、一応traditional heliにも適用できそうなので、売ってるものを取り付けるだけですが。

現在のシングルローターヘリはフライバーレスで、3軸ジャイロ搭載が一般的になりつつありますが
(walkeraは6軸と称して加速度計を搭載しているものもあります)クアッドの世界ではもっと進んでいて

3軸ジャイロ
加速度センサー
気圧計
電子コンパス
GPSセンサー(オプション)
超音波センサー(オプション)
光学的流動センサー(オプティカルフローセンサー)(オプション)

を搭載し、それらのセンサーからの情報を処理して、自分の位置や高度を保ったり、あらかじめ設定された経路を自動で飛行したりできるようになってます。

ソフトの開発はGNUで開発されていてソースも公開されており誰でも自由に使うことができます。ハードは3DRというメーカーからAPM2.6が発売されていますが、バージョン2.5のクローンがHKでお安く入手できるようになってます。
2.5と2.6の違いは、電子コンパスが外付けになったくらいで大きな変更はなさそうです。
理由は、電子コンパスをコントローラー内に搭載しても他の機器の影響で不正確になり機能しない場合が多いからみたいです。

開発者もクアッド中心の開発みたいでシングルローターヘリ搭載の場合は、そんなにうまく行った例は少なく試行錯誤の段階みたいです。

今回のプロジェクトでは、

クローンのAPM2.5に、GPSセンサーとソナーをオプションで取付ての試行ですが、

HKにコントローラーを発注したのが7月、ところがGPSセンサーの到着を待ってテストすると、電子コンパスが故障。買ってからぎりぎり1か月でHKにクレーム入れると送り返せばチェックするとの事。
送り返したら、郵便の追跡ではすでに到着しているはずが、まだ着かないとの返事。埒が明かないので、PAYPALにクレーム入れると1か月経つと強制力は無くなるが交渉してくれることになって、やっと返金されたのが9月。この時期、HKがLIPO問題で発送が滞り世界中からクレームの荒し状態に重なって、再発注の品物が到着したのが11月と、最初から多難なプロジェクトになりそうな予感。

そのGPSセンサーは同じくHKで売ってるUBLOX LEA-6H GPS Modul。また、ソナー(超音波センサー)はMaxbotix社のLV-EZ4を購入しました。

さらにオプティカルフローセンサーは中華製の安物を手配中です。

で、いざ機体に載せようと思うと大きくて450のヘリには載りません。

色々調べると、スキッドとメインフレームの間にカーボン板を二枚挟み込む構造のアダプターがあるのでそれを使うことにしました。

搭載した写真です。せっかくのDEVILの格好良いデザインが台無しですが、ま、実験機ということで我慢です。



スペックは

機体 DEVIL450
モーター ブラシレス 3550KV
アンプ plush40A
ファーム  BLHELI10.3
コントローラー HK pilotmega 2.5+ublox gps sensor+lv-ez4sonar sensor
バッテリー 3S 1800mah

うまく行けばT-REX600にのっけて自動操縦で空撮なんてこともできるかもしれません。

が、なかなか一筋縄ではいきませんでした。

初日(土曜日)

コントローラーの感度はすべてPIDの数値で指定するのですが、ヘリの場合の最適値が分かりません。


もっと低い値から始めればよかったのですが、デフォルト数値で飛ばし始めたら、いきなりのタコ踊り!
下ろすこともままならず、えいやで!で下ろしたら、テールのコーンギアかけでその日は終了。

3軸ジャイロのハンチングです。高度が低かったので被害は最小で済みましたが、
仲間の話では、ハンチングして躊躇っているとメインローターでテールブームをヒットして空中分解もあり得たとの事。
マイクロヘリでのタコ踊りは経験してますが450だとエライことになります。

2日目(日曜日)

感度を半分に下げて再チャレンジ。今度は何とかホバリングできました。が、トリムが全く取れてなくスティックを離すどころか
一生懸命あて舵を打ってないとホバリングしません。
しかし、トリムをどこで合わせたらいいかまったくわかりません。

HKで買って、マニュアルなど何にもなしですが、こんなもの何とかなるだろうと思って軽い気持ちでいましたが、これは相当手ごわいぞって感じです。

設定はすべてミッションプランナーというwindowsのソフトで行うのですが、飛行場にパソコンを持っていかないと何にもできません。

トリム調整は最初、設定方法が分からずリンケージでやってみると少し改善されるので、パソコンでサーボのニュートラルの位置を変えてやればい

けそうかな?でやってみると
ビンゴ!

一応、トリムが取れた状態でのホバリング映像です。まだ少しハンチングが出てるのでもう少しP値を下げたほうが良いかもしれません。



ここまでは、コントローラーのモードはスタビライズで、早い話、3軸ジャイロと変わりありません。
で、アルトホールドに変えてみました。

その名の通り、高度維持ですからピッチ操作をしなくても勝手に高度維持をしてくれるはずです。

部屋でモードを切り替えた時の動画です。
切り替える前は、コントローラーを上下してもスワッシュは動きませんが、切り替え後は、コントローラーと反対方向に上下します。



この動きを制御しているのは、GPSと気圧計とソナーだそうです。この時のログを見てみると

こんな感じでほぼ同じような変化をとらえてます。



が、しかし、実際ヘリでモードを切り替えると、大変なことが起こります。

切り替えたとたんに高度が上がり始め、怖!と思ってスタビライズモードに戻した途端に急降下、フルスロットルで地表ギリギリ、テールが負けて

90度ピルエットしながら反転上昇で何とか難を逃れましたが原因は???です。



部屋で、静止状態でモードを切り替えると、高度維持モードにしてしばらくするとピッチがプラス方向に動き始めます。

クアッドの場合はコレクティブピッチの概念がなくモーターの回転数だけで高度を変えるので、この辺の違いが原因で設定の仕方が違っているような気がしますが今のところ解決策がなく怖くて飛ばせない状態です。

master cp 飛ばず!

前回は操作ミスで秒殺だったブラシレス改造masterの修理・改造を終え、今週末こそは!と飛行場に持って行ったのですが、結果はまともなフライトができずに今週も終わりました。

改造点は、

1.テールローターの直径を大きくする
2.純正受信機をおろし、ROBIRD G31に換装し、JRプロポ(DSMJ)で飛ばす。


3.テールローター径を大きくしたので、テールブームは純正に戻す。(長さが短くなる)

です。

ローターはブルーの3インチのものに交換しました。



土曜日

とりあえず、ホバリングは何とかできましたが、非常に不安定。
もともとGOBLIN550につけていたジャイロの設定をそのままで飛ばしたので舵が効きすぎです。
こうなるとジャイロに比べて2ドルの看護婦サーボも貧弱にも思えます。
まともに機体をコントロールできそうにありません。

と同時に、テールモーターが悲鳴を上げてます。
どうも径が大きいからとつけた今回のローターは風量が足りてないみたいです。
ホバリングだけで今にも壊れそうな音を出して回ってます。

あっちこっち不具合だらけでその日は終了。

日曜日

ジャイロの設定をかなりマイルドに変更し、テールローターを元に戻して再チャレンジ。



が、今度はメインローターが回りません???

昨日はホバリングしただけで落としてもいないので原因が分かりません。
ESCの設定がおかしいのかと、現地でいろいろ設定を変えても、どうしても回りません。
回ろうとするのですが脱調して回らなかったり、逆転しかけたりです。

で、この日も終了。

家に帰ってESCを重点的に点検しようと分解し始めたところ、



モーターの配線がコネクター部分で断線です。

3φのバナナプラグですからかなりがっちり半田付けされてるのですが、
半田付けの根元から断線してました。
先週の墜落時に力がかかったのか?
元々切れかけてたのか?
わかりませんが、モーターが回らなかった原因はわかったので来週今度こそ再挑戦です。

が、ジャイロも、テールローターもこのままだとまともにいかなさそうな予感がしてます。

更なる改善で、何とか純正テールローターを利用してブラシレス化できないか?
サーボをもう少し性能のいいものに交換できないか?

を検討中です。

2013年11月17日日曜日

今週の被害(V120DO2S、mini cp)

今日は、昨日とうって変わって風が強くミニヘリには過酷なコンデションでした。
そんな中、フライトを強行したら案の定、被害が出ました。

1.V120D02S

1フライト快調に飛ばして、2フライト目離陸しようと思ったら、浮いたと思ったら自分の方へまっしぐらに突進してきます。、ひょっとしてサーボセイバーが働いてスワッシュが水平でないのかと思い点検すると


なんと、サーボが萌えてました。原因は不明ですが、サーボ内部で配線がショートでもしたのでしょうか?

ケースが溶けて変形し、内部の基盤が黒焦げです。

2.mini cp 2S-2S

こちらは墜落の拍子に、テールモーター軸が折れて、テールブレードが行方不明です。


この機体、モーターはメインもテールも手巻き再生品を使ってますが、ギア比61:8の7.625で6300回転設定で異次元の飛びをしてくれてました。手巻きがうまく行って思い入れもあるし、飛びもお気に入りの機体なのであまり変更したくはないです。

V120D02Sも、テールをモータードライブにしてなかなかいい飛びをしてくれてるだけに、良いコンディションは長く続かないものだなあ~といつもながら思います。

昨日のマスター君の被害に比べれば大したことはないのですが、けちけち根性でうまい修理方法を考えた結果、

サーボは、ギアかけで使えなくなった保存品に、今回萌えたサーボのギアを移植することにします。

修理代=0円

テールモーターは、なかなかいい考えが思いつきませんが、考えた方法は

1.モーターを新品に交換する。

2.1.5mmのドリルの刃を買ってきて軸の部分を使って再生する

3.他のモーターの缶を移植する。下の写真はC05Mのコイルをほどいた状態で保存してあったものですが何とか使えそうです。


3かな?と思いつつ、よく折れたモーターを観察すると

反対側に無駄に軸が伸びているではありませんか


最初はこの部分をたたき出して軸を伸ばせば使えるかと考えたのですが、E-リングがあってそれはできません。

で、この出張った部分にローターを付けてみたところ


なんとかつきます。

で、これをひっくり返すと


あらま、修理完成です。後はモーターの回転方向を反対にするだけでOK。

という事で今日の修理代は0円でした。

もちろん、今日溶けてしかもギアが1枚無いサーボも捨てずにおいておこうと思います。



しかし、このサーボまだ臭い!

マスターcp ダイレクトドライブテール テスト(浮いたけど・・・)

前回どうしてもテールが安定しなかったマスター君のテールブラシレス化に再挑戦しました。

今回は、テールシステムをV120D02Sでうまく行ったダイレクトドライブに変更です。

使うモーターはインライナーの5200KVです。

テールローターの選定は、

純正ローターが、直径110mm ローター幅15mm 最高回転数13000回転

なので、これに見合う推力のローターを選ぶことにしました。

候補です。(左端が純正)



で、推力は翼形状が同じならば、ローター面積に比例し、ローター先端速度の2乗に比例する、この辺は 背面できるかなぁのXC90さんに相談しました。

5200KVの最高回転数を40000回転として、ローター径65mmローター幅10mmの右端を選びました。

ところが、ここで計算間違い。単純に計算して2.5倍で計算してしまいました。

選んだローターは、右側、左は純正ローターです。


どう見ても2.5倍なんてものじゃないのに!思い込みが激しすぎます。

で、測ってみることにしました。

まず、写真を撮って 3Dソフトに貼り付け外径に沿ってスプラインカーブを描きます。


そのスプラインをCADに移して、面積を測ることにしました。


投影面積なので少し誤差があるかと思いますが、純正は左下に表示されてるように52.9です。

真中は22、選んだローターは15.7でした。(単位は倍率が違うので意味がないため省略)

とすると選んだローターは1/3.3倍という事になります。真中のブルーのローターで1/2.5倍です。

(ちなみに選んだローターはKantaさんからいただいたMCPX用です。)

もくろみは、

純正ローター=(13000/60×2×π×110/2)^2(ローター先端速度)=5600526678

選んだローター=(40000/60×2×π×65/2)^2(ローター先端速度)÷2.5(面積比)=7405655111

となり1.3倍の推力があるはずとしてテストフライトしました。

CAD計測結果を反映すると5610344781でほぼ1:1となります。

よさそうな気がしますが、メインモーターをかなりパワーのあるものに替えているので反トルクもその分大きくなっているはずです。

下の動画の音でもわかるようにかなりテールモーターに負担が掛かっているようです。

実は、最初はブルーのローターを付けるつもりだったのですが、室内でちょっと触れただけで木端微塵に吹き飛んだので耐久性からもう少しセンターハブが丈夫なものを選んでました。

もう一度、他に良いローターが無いか探してみることにします。


まあ、そんなことはどうでもよくて、テストフライトでアイドルアップに入れた途端、急降下し地面をのた打ち回りました。完全な操作ミスです。

今回のテストフライトは1分で終了でした。




その後の写真です。

破損個所は、メインフレーム、テールパイプ、テールブレース、スキッド、メインギアを止めてるビス。

メインフレームは、前回の墜落でテールブームサポート付近が割れていたのを接着で直しましたがまたそこが逝きました。スキッドも接着して修理したところがまた割れました。

で、今回は仕方なく上記部品を発注することにしました。

ダイレクトドライブテールブラシレスのテストはまた一週間お預けです。


2013年11月10日日曜日

手巻きモーターの怪(ノイズ発生源?)

先週の飛行場で、1S軽量化したmini cpが電脳故障でまともに飛びませんでしたが、今週は別の機体が同じ現象に陥りました。

先週コントロール出来なかった機体。


この機体は、今週は受信機載せ替えてまともに飛びました。

しかし、今度は、別の機体が同じ症状です。

この機体は、先週はHP08を積んでいたのですが、重さ軽減のため手巻きのC05XLに載せ替えました。

先週、おかしかった上記機体は今週は受信機だけでなく、モーターも新着のHK14000KVに載せ替えていました。

ん!  ここで閃く

先週おかしかった機体も今週おかしくなった機体もモーターは手巻きです。

電脳故障の原因は、ひょっとして(ひょっとしなくても)モーターではないだろうか?

で、今週おかしかった機体のモーターを交換してみました。と言っても手持ちがないのでやはり手巻きのHK14000KVですが、


載せ替える前は、モーターが回転始めるとすぐにスワッシュが前方に傾き始めます。スロットル最スローでモーターが停止すると元に戻ります。その間ジャイロもエルエレも反応はします。しかし、実際飛ばそうとしてもコントロールが難しい状態です。

載せ替え後は、モーターが回り始めてもスワッシュは動かず正常でした。

この結果から、手巻きだからダメという事はなさそうです。

ダメなのは、今のところこの二つです。


色が同じなのでなんとなく想像してしまいますが、確証はないです。

ということで、壊れたと思っていた受信機は多分壊れてなさそうです。

2013年11月9日土曜日

V120D02S テールモータードライブ化 テスト

先週、ちょっとだけテストした表記改造機ですが、

非常に快調!

壊れにくいのとテールの安定感が半端ないのでかなり思い切ったことができます。今までのV120D02Sでは考えられません。



master cpもできそうな気がする。

もう一機あるV120D02Sもモータードライブに改造するかな?

mini cp LVC MOD テスト

午前中製作した、受信基盤上のLVCの設定変更を行ったmini cpをテストしてきました。

結果、快調!



これは、今までの考え方が180度変わります。

LVC以外で特筆すべきこと

1.モーターが熱くなりません。

2.飛行時間がかなり伸びました。

今回はモーターはHK14000KV(純正)、メインギア64T、ピニオン8Tを使って設定回転数5500回転です。

デューティー比を計算すると

14000×3.7×1×8÷64=6475。効率はヴヴ様の計算から0.88を採用すると5698が最高回転数。

5500/5698=96%で使っていたことになります。

今までは同じ14000kvを2Sで61T、9Tで使ってましたから設定回転数6000回転でも44.6%でした。

やはり100%近くで使う事で効率も上がっているみたいです。

LVCの設定が下がったことで、飛行中の突然のモーターカットもなくなりましたし、飛行時間がかなり伸びた感じです。

いままで1Sでは残量50%以上は飛ばせなかったですが、今日は1フライト目残量5%、2フライト目20%(20%残りでまだまだ飛ばせそうです)






ジャイロ感度が上がらず壊れた受信基盤は予備を直して交換しました。

直した箇所は、電源線周りのプリント剥がれですが、無理やり半田ブリッジで導通させてなんとか復活です。

復活したのは良いですが、バインド時間が恐ろしく長くかかります。まだどこかおかしいみたいです。

しかし、新たな問題が・・・・

mini cpパワーユーザーが2Sに走る訳が分かった気がする

1S仕様のmini cpですが、かなりパワーもあって飛ばしやすいのですが、高負荷では、やはりというかいきなりのモーターカットが働きます。

メインESCは、piggybackのXP3Aですが、このの容量不足か?と疑ってみましたが、ここに載せ替えてるFETは許容Idsが6.3Aもあります。これをダブルで載せてるので瞬間的には12Aまで流せるのでそれはないかな?

では・・・・・??????

で、helifreakをいろいろ眺めてみると、mini cpの受信基板のLVCが3.8Vに設定されているようなのです。

それが本当なら、パワーのあるブラシレスを1S駆動させれば簡単にその電圧以下になってしまいそうです。

2S仕様でBEC給電ならほとんど最後まで5V確保できるのでその心配はほとんどありません。

1Sで飛ばなくなって電圧測ると50%近く残ってるのも頷けますし、冬になってバッテリー能力が落ちてホバリングさえできないなんてことも良くありますが、LVCが3.8vなら全て頷けます。

ちなみにV120Sは3.3Vの設定になってるそうです。

ESCのLVCばかり気にしてましたが、受信機にもLVCが設定されているのですね。

で、ロシアで流行っているMODに20KΩの抵抗を並列に一個追加するというのがあります。

ブラシレス変更に伴ってだけでなく、初心者のホバリング時間延長にも効果がありそうです。

場所は、



1Sのmini cp基板につけてみました。



分解せずにやったのですご~くやりにくかったです。一度ばらして半田付けするのをお勧めします。

推奨抵抗値は20KΩですが、家にあったのが10KΩだったので10K付けてみました。

関連記事は

http://www.helifreak.com/showthread.php?t=535383

です。

家の中で手乗りでテストした結果は明らかに違います。

ピッチ思いっきり入れるとモーターカットしてたのが、抵抗追加で無くなりました。
20kと10kの差がどんなものか、(LVCがいくらに変更になったのか)わかりませんが、

午後飛行場でテストしてみます。



2013年11月8日金曜日

リベンジ・・・マスターcp フルブラシレス化(パワーアップも兼ねて!)

途中断念したマスター君のブラシレス化ですが、今回のV120でなんとなくめどが立ったので、再開します。

ただ同じ部品をまた組み込むのでは面白くないので、少しパワーアップも図りたいと思います。

替えるのは、メインモーターとテールモーターです。



左から、前回のメインモーター4100kv(23g)、今回のモーター4200kv(38g)、最初のテールモーター(1S用)、前回のテールモーター 4200kv、今回のテールモーター 5200kv

今回のメインモーターの重量は38gで、前回より15g重いです。

テールの重量は同じ15gです。

モーターパワーは重量に比例するという法則から、kv値としてはあまり変わらないメンモーターですが、パワー(トルク)は大きいはずです。前回は無理すると回転斑が出ていたので今回はパワーアップして斑が出ないようにしたいと思います。

v120でわかったように、テールは高回転型を使うのが安定させる条件みたいなものですから高kvにする意味はあると思います。

で、ダイレクトドライブに変更です。


前回の取付方法



テールローターもレスポンスアップのため小型化します。


純正と比べてかなりサイズダウンです。が、純正はギアダウンしているので、回転数は1/3なのでまあいけそうな気がしてます。

ESCが、mini cpに回って、マスター君のが無いのですが、今日夜、川崎郵便局到着なので何とか今週末に間に合えばいいのですが。

Allstarcast


2013年11月7日木曜日

kv値の怪 part 3 (新品のモーターは磁力が強かった)

今日、出張から帰ってくると、やっとHK14000KVが着弾していました。1か月ほどかかりました。


このパッケージによると、名称はORI-VS-14000KVかな?

まず、同じ状態で磁力の測定をします。


ほぼ、再生モーターと同じ値です。

しかし、永久磁石の磁力は、やはり強力で、昨日と同じボタン電池を軽々と持ち上げました。

ついでにkvメーターは14800kvでした。

磁力が強い分kv値が低めなようです。

Sachihoさんのコメントの、ダメダメモーターについて、周波数を変えてみて低い周波数の変化を見てみたら

1khz・・・0.2μH


10khz・・・0.38μH


100khz・・・0.585μH


だったのですが、120hzに落としてみると。。。なんと0と表示されます。ん~小数点以下も表示されないし!

測定器の使い方が良く解かってないのもありますが、周波数下げてもあまり磁力はかわりはありせんでした。


微妙な結果でした。

2013年11月6日水曜日

KV値の怪 PART2 (ブラシレスマイクロモーター)

せっかく手巻きのやり方を覚えたマイクロモーターなので、いろいろやってみました。

最初は、元HK14000KV

3個巻いてみました。(右側の3個です、右から①、②、③とします)



すると、脱調して1個回りません(②)。

巻き方は同じはず、回らないので2回ほどいてまき直しましたが回りません。

そこで~

こんなもの買ってみました。



秋月で売ってるLCRメーターです。

使い方が良く解かりませんが、コンデンサーやコイルのキャパシタンスやインダクタンスが測れます。

で、先ほどの3個のモーターを測ってみました。

1個目(③)10khzで3.16μHです。


2個目(①)は、4.35μH


最後の一個は、回らないモーター(②)ですが???・・・あれ~一桁違います。0.38μHです。


回らないモーターの電磁石は他のモーターに比較して磁力がかなり弱い状態ですね。

同じコアに同じ太さのポリウレタン線を巻いているはずなのに??です。

次に、永久磁石の磁力を調べてみます。

モーター缶に金属を近づけ持ち上がるかどうかで判定します。金属は、近くにあったボタン電池です。

まず、回らないモーター(②)


完全に持ち上がりませんが、かなりの磁力は残ってます。

二個目、完全に持ち上げました。(③)


三個目、全く上がりません(①)


3個目は回ることは回るが、磁石が劣化しているらしいです。

回る2個のKV値を実測してみました。

完全に持ち上がるモーター(③)は16000KV、全く上がらないモーター(①)は18000kvでした。

回らないモーター(②)に磁力の残ってる缶を付けててもしょうがないので、磁力のないモーター(①)と付け替えることにしました。再度KV値を測定すると、なんと、16000KVに下がってました。

どうも、永久磁石が熱で劣化して消磁した結果、KV値が上がっていたみたいです。

その他のモーターの磁力は?

C05M 少し上がるが磁力弱し


C05XL 5500kv 完全に持ち上げ(新品に近いため?)


HK8500KV 完全に持ち上げ(これも新品に近いので)


HP-08 16500kv 完全に持ち上げまだ余裕があったのでワッシャーをぶら下げてもOKでした。元気no1!


HK12000KV テール用 完全に持ち上げ


同じHK12000KV テール用使い古して断線したもの ほんの少し持ち上げる程度


HP02テール用(未使用)全く上がらず(これは磁石が小さいためか?)


前回手巻きしたモーターも14000kv狙って18000kv出てたのは、永久磁石の消磁が進んでの事みたいです。

どうも、今までの使い方は限界を超えて使ってたみたいで、煙が出なくても早晩壊れた可能性が強いですし、今 1S mini cp につけてる実測18000kvも消磁してるだけみたいです。

怪というより、セオリー通りでしょうか。

それにしても、HK14000KVの内1個だけインダクタンスが1/10なのが解せませんね~。

同じ巻き方をしていてこのモーターだけ、しかも何回巻き直しても磁力が上がらないのか全く訳が分かりません。