第5回に引き続きESCのガバナー機能について、2Sモータがないので進めませんが、それでも今までに分かったことを追記します。
まず、このBLHELIというファームウェアですが、MCPX用に開発されたものですが、他のヘリでも使えると書いてあります。
また、GPLで、ソフトの使用や再配布は誰にでも認められていますが、プログラムの改変は認められていません。したがってだれでも自由にダウンロードし使用することができます。
現在のバージョンは6.1で
最新バージョンは
http://www.helifreak.com/blog.php?b=1929
ここからダウンロードできます。
また、オペレーションマニュアルなど一式は
https://github.com/bitdump/BLHeli/downloads
ここからダウンロードできます。
古いバージョンでは、ファームウェアだけでは書き換えができず、シリコンラボの書き換えソフトが別に必要だったみたいですが、最新バージョンでは、ファームと書き換えソフト、設定プログラムが一体になっています。
ソフトを立ち上げた画面
この画面で設定までできてしまうので、プロポを使った設定はパソコンがあれば不要です。
先のシリコンラボのツールスティックとESCを接続しESCにLIPOを繋ぐとこのソフトと接続できるようになります。
また、行った操作は、横の画面にログとして残ります。
最初に接続した状態では、ファームは書き込まれてなく
読み込むとデータがない状態で読み込まれます。
ファームの書き換えを行って再度データを読み込むと
こんなデータが書き込まれてました。
設定できる機能がまとめられたシートがあったので転載します。(クリックで大きくなります)
また、一式をダウンロードするとエクセルで、スロットル開度とガバナー回転数の計算表が付いてきました。
黄色いセルに、ブラシレスの極数とピニオンの歯数を入れると回転数を計算してくれます。
しかし、これはMCPX用にギア比などは設定されているので、V120D02Sで使用する場合はパラメーターの変更が必要です。
この機能も、Ver6.1の設定項目にあるので不要ですが、V12002Sの2S化の設定の参考になりそうです。
また、オペレーションマニュアルも付属します。
受信機側の電源を入れた時にESCから音が出ますが、その音階を表示しています。
また、送信機でのプログラミングモードの場合の音階は
こうなるそうです。
で、手持ちのXP12-AにモータのないV120D02Sにwalkera純正ブラシレスを繋いでテストしてみました。
上のオペレーションマニュアル通りのビープ音が出るのでファームの書き換えはうまくいったようです。
次にwalkeraのDEVO8と純正受信機でやってみました。
やはり、プログラミングモードに入れません。
しかし、モータの動きはJRプロポの時と全く同じで、スロースタートも効いているので、ひょっとしたらガバナーも使えるかもしれません。
HP02S 16500KVを繋いでローターを回転させてみると、ものすごい勢いで回りますが、ESCはそんなに熱くならなかったです。これはつかえるかも?
MCPX用の設定では話にならないので、テストベンチやエクセルシート使って、スロットル開度とガバナー回転数の関係を探らないといけません。
まず、MCPXのメインギア比を調べなければなりません。
手っ取り早いのは、MCPXのメインギアを部品で取り寄せるのが早いですが、
どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?
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