2012年8月13日月曜日

V120D02S 2S化 連載 第5回 ガバナー機能の搭載

最初の予定では、バッテリーの搭載の番ですが、ファーム書き換え用USBスティックが思いのほか早く到着したので、ガバナー機能の搭載を前に持ってきます。

というか、下記改造を行ってからソフトをダウンロードしたのですが、現在のところ1Sにしか対応してない模様です。(といっても、ガバナー機能の回転数を決定する計算が対応できてないだけな様な気もするので応用は効くかもしれません)

なので、これは、もう一機のV120D02S改(モーター換装HP-08 1S 16500KV)で使ってみます。

うまくすれば2Sでも使えるかもしれないので下記に手順を示します。

マイクロヘリ用のブラシレスコントローラのファームウェアを書き換えて、ガバナー機能を持たせる試みは、個人が行っているもので自己責任です。

まず、ファームウェアの書き換え用のアダプターの製作から始めなければなりません。

アダプターとして利用するのは、SILICON LABSのから出ているMCU TOOLSTICKです。


中身は、


USBでパソコンと接続できるアダプターとUSB延長ケーブルが入っていて、2131円、
下記で買うことができます。
http://www.digikey.jp/product-detail/ja/TOOLSTICKBA/336-1345-ND/1207734

発送はUPSしか選べず、2000円です。が、届く期間はめちゃくちゃ早いです。

しかし、このままでは、ESCの書き換えには使用できないので、改造が必要です。

透明のカバーを注意深く外し、裏と表に配線を半田付けします。
1か所配線をショートさせる必要がありますが、他の用途にこのTOOLSTICKを利用する場合は、スイッチを付けるようにとの事です。




配線は、カバーに穴を開けてコネクターに接続します。




実際の作業は、まずコネクターに配線を半田付けし、接続部分をシュリンクチューブで覆ってから、基板に半田付けしないとうまくいきません。(後からやるとシュリンクさせるときに透明カバーを溶かしてしまいます)

完成品は、こんな感じ。コネクターとESC接続用にコネクター変換アダプターも作成しました。



次はESC側の改造です。
ESCのシュリンクチューブをはがしたところですが、下の写真のように抵抗?を1つ取り外し、まるで囲った場所にTOOLSTICK接続用配線(白丸-信号線、赤丸-電源線、黒丸-アース)を半田付けします。
(かなり細かな作業です。)


作業後


パソコン用ソフトは
http://www.helifreak.com/blog.php?b=1929
でダウンロードできます。現在のバージョンは6.0です。

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