2012年4月8日日曜日

genius cp 機体調整

QLOOKアクセス解析 このごろのRCヘリは RTF(ready to fright) 飛行準備完了 という売り方が一般的なようだ。
箱から出してそのままスイッチを入れるとそれなりに飛ぶ。

昔は、キットを買ってきて組上げ調整しないと飛ばせなかった。組み上げと調整に1か月はかかったものだ。

だからと言って調整が不要かというとそうではない。墜落や衝突などで修理した場合は、調整が必要になる。まだ機体を修理するところまでは行ってないが、そのうち必要になるし、自分の好みに合わせて調整もしたくなる。

そこでまず必要なのが、ピッチゲージ、ロータの角度を測る道具だが、こんな小さなヘリ用のピッチゲージはなかなか無い。大抵のゲージは翼幅が20mm以上でないと固定できない。日本のラジコンショップの店員に尋ねると100クラスのヘリ(ロータの長さが100mm程度の大きさのヘリ)ではあまりゲージを使った調整などやらないで適当にやってるそうだ。

ネットをいろいろ検索してやっと見つけたのが、Xtremeという台湾のメーカーが出しているゲージ。
400円ほどで買えるが、大きなヘリには使えない。


ピッチゲージはゲットできたが、いざ測ろうと思うと基準になる水平がよくわからない。
スタビバーがあればこれを基準にできるがそれもない。

で、定盤の上にヘリを置き、レーザー水準器で水平垂直を確かめてから使うことにした。


テールフィンと床の間にかませものをしてメインマストが垂直になるようにセッティング。

しかし、ゲージを使わなくても、ピッチを三角関数を使って計算で出す方法もある。
ローターを片方に寄せて平行に固定し、ロータの開きを測る。ロータの長さがわかっているから先端が開いた距離から計算して角度を出せる。


ピッチ6度の場合はロータ長105mmの場合22mmとなる。

この方法で、サイクリックピッチ 0も出せる。サーボを交換したり、リンケージをいじった場合にスワッシュ水平(メインマストに対して)を割り出す必要があるが、下記で可能。

ロータを片側に回して、コレクティブピッチ 0 にする。
ロータを2枚とも片側に寄せた状態で機体の前後での床面からの高さを測り、同じになるようにリンケージを調整したりプロポのサブトリムを調整する(3本のリンケージの長さを一定にしておけばスワシュが水平でサーボホーンも水平になるはず)事でエレベータ方向の調整ができる。

同じことを機体の左右でも行いエルロン方向の水平も決める。





結局、距離を測って割り出すのが一番正確のようだ。

iphoneのアプリでこんなのがあった。


ロータ長とピッチ角度入力するとロータ間の距離を計算してくれるソフト。
(説明がフランス語でいまいち理解できないところもある。)

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