2012年4月21日土曜日

ブレードのバランス

QLOOKアクセス解析 マイクロヘリのブレードのバランスを取ろうと思っても合うバランサーがない。
自分の買ったバランサーはブレード固定用のネジ径が2mmと1mmだが、
geniusやminiのブレード固定用のスクリューは1.6mmのタッピングのためこのままでは使用できない。

せっかく買ったのに使えないのは意味がないので、秋葉原に行ってネジを探した。
駅前の電子部品の小さな店が並ぶ一軒でネジの専門店があったので聞いてみると、1.6mmは取り寄せになるとの事。
だが、1.7mmと1.4mmはネジ、ナットとも在庫があり一個10円とのこと。100個だと400円で半額以下になるが100個要らないので、1.7mm×8mmネジ10個+ナット、1.4mm×10mmと1.7mm×10mm3個と1.4mmナット3個を買った。合計305円。高いような安いような?


目論見は、バランサーの2mm穴を使って1.7mmもしくは1.4mmのビスとナットでブレードを固定できないかということ。

で、1.7mm×8mmでできた。
試したブレードは前回mini cpにつけて振動が出た3DPRO製ブレード。


かなりバランスがくるってる。写真の左側のブレードにテープを一枚張ったがまだ追いつかない。
で、もう一枚張ってみた。


端っこだけ張ってるのは、重すぎた時にカットして調整するため。

一応完成。

試しに振動が出なかった純正ブレードも確かめてみた。


微妙に傾いてる。で、これも調整。



一応完成だが、なんとなく傾いてるような気がするので、レーザー水準器の出番。


やっぱりずれてる。で、もう少し調整



結局、こんな感じでテープを張って完成。

ちなみに、張ったテープはXtremeの既製品。


オレンジとブルーの10mm×3.6mmのテープが10枚入っている。色違いになっているのは、左右に張ってトラッキングのずれが見てわかるようにするため。

確認でブレードの重心も確かめてみた。本来は最初に重心を合わせてから、重心位置にテープを張っていくのが本来のやり方。

重心を確かめるのは、


こんなやり方。円柱の台にブレードを載せてバランスの取れる位置に印をつける。しるしは鉛筆でつける。左右のブレードを並べて印の位置を比べる。ずれてればテープで調整。

今回はバランス調整後に確かめた結果、重心位置は合っていた。

調整後のブレード2種類。



純正とサードパーティ製でかなり大きさが違うことがわかる。試しに重量を比較すると


まったく違っていた。こんなに重量が違うとヘリの運動性も変わってくるだろう。

同じ、3DPRO製のべつのセットのブレードと比較してみた。


かなり重量が違う。そこで同じセットで比べると、


少し違う。これは製品誤差かそれとも製品が違うのか?
よく見るとブレードに軽いほうはW2、重いほうはW1と刻印がある。なんとなく製品が違うような気がするが、純正との差ほどはない。微妙な差。

運動性能は純正ブレードが一番よく、ホバリングの安定性は3DPROのW1が一番良いということになる。






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