2014年2月3日月曜日

V120D02Sを解析する・・・4(記事修正)

赤字の部分記事修正しました。ピッチを測ると-12.7~13度ありました。

いよいよ、実際に近い状態でモーターを回してみてどのくらいの回転とピッチが良いかを検証してみます。

機体は純正モーター搭載機でモーターのKV値は12000KVです。
ピニオンは10Tです。

ピッチ-12.7~13
スロットル0-100直線
ガバナーオン(4500回転)
で、どのくらいのピッチまで回転が維持できるかを測ってみます。

ログデータのグラフです。


ブルーがスロットル開度、茶色が電流、緑が回転数です。
ESCは、スロットル開度20%以上でガバナーが働き4500回転を維持する設定です。ただし、回転上昇はディレィを設定しているのでスロットルより遅れて上昇します。

グラフでは、最初スロットル開度が上がるにつれて遅れて回転が上がっていく様が分かります。ある地点から回転は4500付近で一定になりますが、開度100に近づくにつれて回転が落ち始めます。その時の開度は193辺りですからスティック位置に換算すると88%になり、ピッチは計算で10度になります。この時点でガバナーはPWM信号100%を出力しているはずです。
フルハイまでピッチを持っていくと3450回転まで落ちます。この時バッテリーは13,5A流れています。
バッテリーは350mah20Cですから7AがMAX出力なので、バッテリーの能力を超えて電流が流れていることになります。
また、ESCはXP-12Aですから、この能力も超えていることになります。

最後の方で青線がかなり上下していますが、これはスティックを上下に動かしているからで、範囲は-3.7~+3.3度ですが、回転数は4400~4550の間に収まってます。

最後にスロットルを0に戻した時に15A流れてますが、これはモーターがブレーキをかけているためでしょうか?

3 件のコメント:

  1. nobさん、こんばんはvuvuです。

    ローター回転数4500rpm、スロットル88%、ピッチ10度が限度ですかぁ~!
    それ以上は過負荷で、電気的にもかなりオーバーロードな感じですね。

    ところで、私の場合、1SのSPINを2S駆動すると、
    発熱で?パワーダウン(セーブ?)しちゃいますけど、
    そういう現象は起きないですか?
    同じXP-12Aでも、ファーム換えてあるので違うのでしょうかね?

    返信削除
    返信
    1. ヴヴ様
      この場合のスロットルはピッチを計算するためのスティクの位置のためで、スロットル開度は100%です。
      1Sの2S駆動でパワーダウンの経験はないですね。と言うか、2S駆動の場合は必ずガバナーで回転数抑えてますから

      削除
    2. nobさん、こんにちはvuvuです。

      あ~、スロットル100でも、ガバナーが回転数維持するスロットル値に調整してくれるんですね!
      だとすれば、ホバリング時にはかなりスロットルが絞られているかもですね。

      削除

誰でもコメントできるように設定変更しました。