良く考えると、10年前に飛ばしていたヘリは、ピッチ・エレベーター・エルロン用にそれぞれサーボが一個ずつついている方式でした。
今回、マイクロヘリを購入して初めてCCPM方式のヘリを買ったことになり、今までこの方式の調整はやったことがなかったです。
それでも、ホバリングは、トリム調整で何とかなりましたが、上空はなかなかそうはいかないみたいです。
少し前に考えたレベルの出し方は、水準器を使うというものでなかなか一般的ではありませんし、そんなに精度も出ませんでした。
探せばどこかに2.5mmシャフト用スワッシュレベラーは売ってるかもしれませんが、WALKERAのヘリの場合は、いちいちセンターハブ固定ピンを抜かなければレベラーがセットできず大変です。
で、考えたのが下記の方法です。
まず、水平の台の上にヘリを置き、ピッチ0、プロポのスティック中央の状態で、ローターを機体と平行にします。(下の写真の状態)
これで、マストが台に対して垂直になります。(写真では、本一冊と不織布を敷いてます。)
このマストが垂直になった状態で、今度はセンターハブを90度回して、かつローターを90度回転させます。機体を上から見た写真です。
この状態でまた、ローター先端の台からの距離を測ります。
今度は、AとBの距離を合わせるのに、サーボとスワッシュを結んでいるリンケージの長さを調節します。AとBが同じ距離になったところがスワッシュ水平です。
これと同じことをエルロン方向(写真と直角方向)でも行い左右のスワッシュ水平を出します。
もちろんこの調整を行う前にサーボホーンの水平出しを行っておく必要があります。
walkeraのヘリはバインドするたびにサブトリムがリセットされます。したがって機体の調整するときにはサブトリムを使わずリンケージで調整する必要があります。
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