一度設定して飛んでしまうと基本的なところはあまり調整することがないので忘れてしまいそうです。
今回の設定を忘備録として残しておこうと思います。
機体への取付位置は説明書ではキャノピーの中となっています。
仲間でキャノピーの外につけてた人がいたのでなんでと聞くと、直接風が当たるので冷却効果が良いとの事なので、パクることにして、キャノピーの外になる位置に取り付けました。
設定は、castleのホームページからCASTKELINKというソフトをダウンロードし、USBアダプターを使ってパソコンと接続して行います。
castle link USBアダプター
このアダプターを、ブラシレスコントローラーから出ている配線で受信機に差し込む3芯線のコネクターを外して接続します。
この時、ずぼらな私は、受信機のコネクターを外すのがめんどいので、コネクターに分岐線を自作でくっつけて、接続を外さずにつなごうとしましたが、受信機に電源が入っていないにもかかわらず、受信機とつながっていると、パソコンとの接続ができませんでした。
これも、仲間のパクリですが、接続に延長コードを入れて、その延長コードを外して、パソコンと接続すればちょっとはましなのでそうすることにしました。
お金があれば、クイックリンクという、受信機と接続したままでパソコンと接続ができるアダプターも売ってるようです。
飛行場にパソコンを持っていければいいのですが、そうでない場合、現地で設定したいときはfield link である程度の設定はできそうです。しかし、細部までとはいかないのでパソコンは必須です。
特に現地でやりたいガバナーの回転数の変更ができません。
設定で、一番解からないのは、スロットルの最上点と最下点を認識させるところです。
というか、このコントローラーの場合は、コントローラが認識している最上点と最下点にプロポのトラベルアジャストを合わせる必要があります。普通のアンプとは考え方が逆です。
トラベルアジャストをある程度減らした状態で、送信機、受信機、コントローラーの順で電源を入れていき、(この時、もしもの時を考えて、モーターピニオンを外すか、ローターのスワッシュプレートから上を外すか、モーターとの配線を外すかの安全策を取り、突然モーターが回りだしても良い対策をとる必要があります。)
トラベルアジャストがある程度少ない状態(80%くらい)から、スティックローとハイでそれぞれ、だんだん数字をあげて行って、ピロピロと音がするところで留めます。
私のプロポの場合は、102%と115%でした。
これで、モーターが回るようになります。
以下castle linkの設定画面は、タブごとに下記になりました。
この画面が一番ややこしいです。
Throttle TypeでGovernor Modeを選んだ場合は、Vehicle Setup Infomation欄を入力する必要があります。
Battery Voltageは12Sなので44.4vと入れます。
Desired Head Speedsは、自分が設定したい回転数を入力します。
そうすると、その右側にスロットルの開度がパーセントで表示されます。
この数字をプロポのスロットルカーブ画面で設定します。
ただし、ノーマルモードでは、フラット30%にしちゃうと、モーターが回らなくなるので、下記カーブのように設定します。
最下点では、さっき認識させたコントローラの最下点と一致させるためです。
ちなみにstunt1,2は、当然ながら、
こうなります。(ちょっと気持ち悪い)
Motor & gearingはその横のEnter Motor/gearing Infomationnと書いてあるボタンを押して
次の画面を出します。
ここで、T-rex600e コンボの場合は、上記数字となるはずです。(無責任)
この画面でもう一つ大切なことは、Auto-rotation enableにチェックを入れることです。
しかし、これにチェックを入れただけでは、オートローテーションからの復帰で、ソフトスタートが働いてしまい、復帰が事実上できません。コンテストではそれでもいいのですが、練習中はオートロの途中で解除したい場合も多々あります。
で、もう一つ設定する必要があるのは、プロポ側で、ホールド入れた場合のスロットル開度を一定の数字の間にする必要があります。
私のプロポの場合は、下記の写真の通り+10%にしました、(工場出荷状態は-5%になってました)
これを、このコントローラーに搭載されている、ログ機能で見てみます。
前日Throttle Lm(ms)の項目で、ノーマルモード最下点は1.0と1.1の間にありますが、ホールドモードでは1.0以下になってます。当然ノーマルモード最下点より下になるわけですから、ホールドを解除してもスロースタートが効いているので、すぐには回転は上がってきません。(このグラフは文字が小さいのでクリックすると大きくなります)
ホールド時の設定を変えた後は、
こうなって、ホールド時でも1.1と1.2の間にあります。
この、1.1と1.2の間というのが重要で、この間は、スロースタートは働かずすぐ復帰できるが、モーターは回らない領域らしいです。
以下 他のタブの設定です。
当然ながら、最後に右下のUpdateのボタンを押して設定をコントローラに保存します。
また、自分の設定の覚えとして、プリントアウトも可能です。
初コメ失礼します、クマー隊さんのところより飛んで来ました(笑)
返信削除600EFLの詳しい解説すごいですね~!
初コメでいきなり質問してすみませんが、
上記設定時、お使いの3GXのバージョンはいくつでしょうか?
実は、自分も600EFLが完成まじかで設定中なのですが、3GXの最新バージョンのVer2.1ではジャイロもスロットルキャリブレーションが必要なことが最近わかりました、となると、ESCと3GXどちらからスロットルキャリブレーションをしたらいいかで迷っています(汗)
もしVer2.1をお使いの場合はご教授頂けたら幸いです。。
terra yasu様
削除初めまして。よろしくお願いします。
今、帰って3GXバージョン確認したら2.0でした。
で、当然ながらガバナーを3GXで設定していないのでスロットルキャリブレーションは必要ないようです。
お役にたてず申し訳ありません。
しかし、何のためにスロットルキャリブレーションがジャイロに必要なのでしょうかね?APS使う人はともかく、ガバナーモード使わない場合は必要なさそうですが?
しかし、どうしても設定するとなると確かに悩ましいですね。
キャッスルESCはトラベルアジャスト変えなければならないし、変えるとジャイロのスロットルキャリブレーションが狂いそうだし。
となると、ESCが先でしょうか?
キャッスルのESCは、プロポの範囲をESCに合わせるようにプロポを設定するのに対して、他の機器はプロポの出力範囲を覚えるという感じなのでなんとなくESCが先のような気がしますが。(全くの無責任発言です)