2012年7月24日火曜日

背面ホバリング練習機…試作 その1

QLOOKアクセス解析 室内で背面ホバリングの練習をしようと思ったとき、ネックになるのがフリップ。
うまい人がやればその場でフリップできるのでしょうけど、もしくは広い部屋があれば良いのでしょうがなかなかそういうわけにはいきません。

で、考えたのが表記練習機。

そもそも、こんなものが売ってるそうです。

ならば、マイクロヘリなら簡単に自作できそうじゃないかとやってみました。

試作したのが、


こんなもの。

材料は、ホームセンターで買ってきたPVC製のアングル(1cm×1cm×1m)
長さ28cm×高さ10cm(両端)分の長さに切ってリブになるところだけ切れ目を入れて直角に折り曲げます。

これを直角(対角線上)に組み合わせれば出来上がり。
折り曲げたコーナー部分は、余ったアングルを瞬間接着剤でくっつけて補強しました。


構想では、この部分はスチールアングルとビスで固定する予定でしたが、重量を測ると、スチールアングル4か所だけで20g以上あります。pvcが25gだからこれ以上の重量増加は推力を超えてしまいそうなので、軽量化のために接着補強としました。

材料だけは買い揃えてしまいました。


で、とりあえず完成。
こんな具合です。

 今回は試作のためヘリの固定はメンディングテープで留めてますが、ここはもう少し見栄えがするように今後改良予定です。

わかりにくいですが、バッテリーを練習機に固定するようにすれば、ヘリ搭載以上の容量のバッテリーで飛ばすことができます。(重量が許せばですが)



さっそく、試運転。

ところが、メインモーターもテールローターもブラシレス化してるため、脱調でまともに一緒に回ってくれません。メインが回ってもその場でくるくる回ったりで、ホバリングの練習以前に疲れてしまいます。
しかも回っても、予想はしていたのですが、アングルを折り曲げた部分の強度が低く、推力がかかると変形します。
もう少し補強が必要ですが、何とか形は保っているので、そのまま実験続行。

そうこうしてるうちに、事故がおきました。写真はないのですが、キャノピーを固定するカーボンロッドが脱調騒ぎの最中に外れてなくなっていたのか、回転を上げるや否や、サーボが外れて、スワッシュプレートに配線が絡まりつきました。
このカーボンロッドはキャノピー固定以外にサーボの固定も兼ねています。

カーボンロッドは室内にもかかわらず行方不明。そのため固定用の穴に、クリップを短く切った棒を差し込んで応急処置しました。

また、モーターも純正のブラシモーターに変更し、ヘリ操作以外で気を使わないようにしようと思います。

ヘリの固定方法やバッテリーの固定方法、練習機の補強方法などはもう少し検討してアップします。

続く。




2 件のコメント:

  1. nobさん、こんにちは~

    suantankiです。

    背面練習用器具、ええですね~!
    N氏は特に欲しいと思いますわ~w

    ただ・・・つかぬ事をお尋ねしますが、製作された器具はちゃんとヘリ浮きますか?
    ブラシレス化されているので、いけるのかな?

    過去、私もGenius CPノーマルで似たような器具を作ろうとしたのですがw、どうも10g以内程度の重さじゃないとまともに浮かなかったような気がしましたが・・・その時は正面ホバで試したかと思いますが・・・

    実機での背面のスティック練習には重宝しそうですね~

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    1. suantanki様
      鋭いですね。
      でも一応ブラシレスだと浮きました。ただ脱調が激しくホバリングの練習には向いてないのでminicp純正のブラシモータに変えました。
      gcpのノーマルだと厳しいかもですね。
      昔計った推力はgcpノーマルモータは推力90g程度(ピッチ9度)でした。自重が50gくらいあってそれにこの器具付けると80g位になるのでちょっと無理そうです。
      ブラシレスの推力計ってませんがピッチ12度回しきってるのでgcpよりかなり大きいので、ホバリング位はできそうです。

      ところで、この器具の欠点は、ローター面と床面が非常に近いので、地面効果が大きく浮上間際に床を思いっきり這いずり回ることです。

      この対策や、重量増加対策などいろいろ頭の中にあるのですが、02Sの改造とオリンピックで手が回ってません。
      この記事はまだ途中段階ということで、また追記します。
      nob

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