2019年9月7日土曜日

エレクラフト K2 の製作 その8

今日の作業完了時のボードの様子
PLLと受信部のパーツをほぼ付け終わった状態。
ついにトロイダルコア巻き手前まで来た。

今日の作業は、いろいろトラブルがあった。まずICのディスコン問題。
SMDに変更になったパーツを3か所取り付けるが、内一か所がコンデンサの足が邪魔で取りつかない。
取りつかないことはないが、あまり気持ちよくない。
で回路図を見るとコンデンサとICの1ピンは接続されている。ならば
上の写真のように加工した。

次はアダプタをかましたSMDの取り付けで、油断していたら少し足が浮いて斜めに半田付けしてしまった。電動半田吸い取り機がなかったらあきらめるが、気持ち悪いので取り付けなおすことにした。半田が残っていると8本のピンを同時に温めないと修正できないが、きれいに外れた。
修正後は
これで気持ちよくなった。

クリスタルの取り付けは、ケースにグランドが必要だが、クリスタルによってグランドの取り付け方が違う。これもちゃんと説明を読まずに進んだら修正する羽目になった。
BFO用のクリスタルは、ケース頭からグランドをとるが、クリスタルフィルタ用の一部はサイドからとれと書いてある。
頭からグランドをとったクリスタル。

両サイドからグランドを取ったクリスタル。

説明書は
こうなっている。

また、基板にあるX2のクリスタルは使わないとなっている。

日本語マニュアルは2個セットすることになっているから仕様変更だろう。
先ほどのグランドの取り方もすべて同じ方法と書かれている。

基板の変更が効かないのか、裏から追加でパーツを取り付ける場所もあった。

完璧に場所や種類を間違いなく取り付けられたか不安があるが、ともかくやっとここまで来たので、次のトロイダルコア巻きも頑張ろう。

2019年9月6日金曜日

エレクラフト K2 の製作 その7

RFボードの製作の続き
今日は、PLLシンセサイザーと受信部のレジスタとレジスタアレイの取り付け
はっきり言ってめんどくさい。一応テスタで測った数値をレジスタのラベルに書いてはあるが、測った実測値とカラーコードの示す数値がぴったり合っているわけではない。1/8wのレジスタは小さくてカラーコードがよく見えないし、結局これだろうと思ったレジスタをもう一度測りなおすことになる。測るにしてもテスタのリード棒を一々当てるのは測定中押さえていないといけないので大変。でキャパシタやインダクタの値確認用のLCRメータに注目すると、リード線を差し込むスロットが付いている。
どうせ基板に取り付けるのにコの字に加工するので、加工後にスロットに差し込めば測定中持ってなくていいので多少楽になる。

取り付け中の基板とレジスタの測定

レジスタアレイの最後の一個が入ってないと思ったら、基板の記号はレジスタアレイだが、ここは変更があったのか小さな基板(PLLアップグレードキット)を取り付けるようになっている。
しかもこの基板も組み立てる必要がある。中身はレジスタとサーミスタだから温度補償が後から付け加えられたようだ。この部分は日本語マニュアルではただのレジスタアレイになっている。でホームページを見たらK2にはK2AとK2Bがあるらしい。AからBのアップグレードキットという形で販売されている。


E850138_K2 Temperature Compensated PLL Reference Upgrade
$24.95

という製品番号、しかしこの基板のキットで2600円は高い
PLLアップグレードキットを組み立てたところ、(例によって切り取って不要になったリード線でコネクタリードを製作する)
取付完了写真、元々の基板を変更せずにレジスタアレイのホールを利用して取り付けるので隣接するICとのクリアランスが非常に狭い。

今日の作業完了時の基板 (抵抗47個、アレイ4個、基板1個取り付け)
(斜め上から撮影したものを編集でパースペクティブを修正し、真上から撮影したようにしたが、基板上の部品は斜めから見たままなので変な写真になっている)

今日の作業に費やした時間 約4時間 疲れた!

2019年9月5日木曜日

エレクラフト K2 の製作 その6


マニュアルについて
私はelecraftのホームページから個人輸入という形で購入したため、日本語のマニュアルはついていない。
ローカルのOMから日本語マニュアルを借りた。
比べてみると、各所で記述が違う。

一例がR64の値、日本語では470Ωとなっているが英語は100Ω
英語版についてきた正誤表を見てもここの訂正はない。
マニュアルの日付は日本語が2002年、英語は2012年だから10年差がある。
多分仕様変更になっているのだろう?
しかし、こうなると日本語マニュアルだけ見て製作するわけにはいかない。
パーツについては英語版を参照するほかない。
しかし、組み立て途中の検査方法などは日本語を読むとよくわかるので、使い分けようと思う。

で、チェックの続き
今回はグリーンLCDのキャリブレーション、サイドトーン機能、電流測定、周波数測定プローブの作成など


これがプローブ、と言っても先端の端子と同軸の間に10pFのコンデンサを入れただけだが

で、これをどうやって使うかというと、
コントロール基板に不明なプラグ二つ付いているが内一つに繋ぐと、正面の液晶が周波数計として使えるようになるメニューがプログラムされている。電圧についても同じだがこれはDMMでもOKとの事。
この基板でもう一つ工夫があるのは、RFボードに取り付けた基板を取り外せるように、基板に穴が開いていて、ここに六角レンチを挿入すると丁度ビス頭を支点にして、てこの原理を使うと簡単に取り外せること。

キットとして設計された基板であることがよくわかる。

LCDのテストは

うえの写真二枚はdayとnight仕様の表示

この2枚はグリーンLCDのドット表示とライン表示の電流量の差(0.08と0.12の差)
バッテリー駆動の場合はドット表示を推奨するとの事。
(左のE以下は電圧表示)
これ以外に、サイドトーンの周波数・音量、Sメーターのキャリブレーションなどをここで行う。

ここまでうまく動けばやっと次の部品取り付けに移れる。

2019年9月4日水曜日

エレクラフト KX1 ゲット

KX1はもう製造中止になっていてどこにも売っていない。代替え機種がKX2なのだろう。
買えないとなると欲しくなる。でebayを検索するとイギリス人の個人がオークションに出品している。相場は5万円程度で売り出されているが3万円からのスタート価格。
で、参加することにした。
結局36000円まで上がったが落札。

商品が到着して、機能チェック、マニュアルがないのでホームページからダウンロードした。
ところが、ロータリーエンコーダがうまく動かない。一定方向に回しても数値が上がったり下がったりする。何とか使えないことはないが交換したい。
しかし、ホームページのパーツリストにもこの部品はすでになく型番がわからない。
で、サポートに連絡すると、Digi-keyの型番を教えてくれた。Digi-keyなら秋葉原のマルツと提携していて国内送料で購入することが可能。
で早速注文すると在庫なしで取り寄せ品との事。Digi-key直だとアメリカから送ってくるので送料が何千円もかかるが、マルツ経由だと500円。それでも代金は700円だからかなり割高だけどしょうがない。
で、取り寄せたのがこれ。
しかし、取り換えるには配線が5個と固定用の爪が基板に半田付けされているので、これをきれいに吸い取る必要がある。
で、少し前に買ってあった電動半田吸い取り機を使ってみることにした。
今までは、手動の吸い取り機、や吸い取り線を使っていたが、スルーホールの基板の奥の半田まではなかなかきれいに除去することができなかった。
今まで使っていた吸い取り機各種、上部は半田こての中心に穴が開いていて温めながら吸い取る方式だが一回の吸い取り量が少なくうまくいかなかった。

これが電動吸い取り機、久々の国産品 goot というメーカーのもの。

KX1を分解すると
分解してみてATU基板が付いてることを発見。これは得した気分。
問題のロータリーエンコーダは基板中央上部のシルバーのボリューム状の部品。

周りの部品に気を使いながら、電動吸い取り機ではんだを吸い取るが、スルーホールに対して少し大きな吸い取り機の口が綺麗に密着し2mm程度ある基板の奥の半田まで綺麗に吸い取ってくれる半面、固定用の爪は穴が大きくある程度しか吸い取れなかった。
残りは吸い取り線の一番細いのでやったほうがうまくいった。
取り外したロータリーエンコーダ

ついでにパワーも測定してみた。

MFJのQRP用パワーメータで測定。

結果は
7Mhzも14Mhzも5W超え
スペックは
9 V supply 1.5-2 W
12 V supply 3-4 W
なのでメーターの誤差があるかもしれないけど満足。

エレクラフト K2 の製作 その5

前回 後はパーツを取り付けていくだけだと書いたが、途中で機能チェックがある。
先ずは、コントロールボードとフロントパネルボードの回路チェック。
そのためにRFボードのリレーとIOコントローラ(CPU)までは取り付ける必要がある。
この状態でのチェック

12v電源を繋いで、液晶の表示で確認する。
ところが、最初に電源を入れたときは、elecraftの文字が表示された後、デフォルトに設定されている 7100 CW が表示されるはずが、旨くいかない。
何とも訳のわからない表示になる。

何回も半田ミスや部品の取り付け間違いなどをチェックしたら、抵抗アレイの向きが逆になっている。回路を見ると別に逆でもいいような気がするが、kx1のロータリーエンコーダー取り換えのために買った電動半田吸い取り機が役に立った。手動の吸い取り機ではなかなかここまで綺麗に取り切れない。
取り外した抵抗アレイ

しかし、不具合は解消されない。
で、elecraftのサポートに送ろうと症状をビデオに撮った。で、ホームページを覗いたら、この中のヘルプセンターにk2トラブルシューティングというページがあって、そこにリセット方法が書いてある。
ダメ元で試してみたら、うまく行った。

無事、初期画面が表示された。

2019年8月30日金曜日

エレクラフト K2 の製作 その4

RFボードの製作
今日一日かかって出来たのは、リレーの取り付けとコネクタ類の取り付け、及び一部パーツの取り付け。
リレーは最初に取り付けろと書いてある。セットした段階でひっくり返すと、足が浮かずに半田付けできるからだそうだ。

しかし、パーツの数が半端ない。いざ抵抗やコンデンサーを取り付けようと思うとカラーコードや記号を読まなければならないが、これが凄く面倒臭い。
老眼眼鏡をかけてもはっきり見えないのだ。
で、使えそうなのが、LCRメータ・DMMとスマホを拡大鏡にして使う方法。
LCRメータとDMM

スマホの拡大鏡ソフトでコンデンサを見たスクリーンショット
(豆粒のようなコンデンサーに印字された記号がはっきり見える)

DMMで予め値を測った抵抗
完成したフロントパネルボードとコントロールボードとRFボードを仮組してみた

フロントパネルとコントロールボードが近すぎてボード同士のショートが気になるため一番近いエンコーダボードの裏面にセロテープを貼って絶縁した。

ショートしそうなのはセンターのエンコーダ部分の基板


これからは地道にパーツの値を調べて半田付けする作業がしばらく続く。







2019年8月28日水曜日

エレクラフト K2の製作 その3

コントロールボードの製作 つづき
今日はICの取り付け
ここでの注意点は、設計当時のICの一つがディスコンになっているのでSMDで製作する必要があることと、裏面にもパーツを取り付ける必要がある事だ。

マニュアルにはDIPを取り付けるとなっているが、正誤表でSMDに変更になっていることと、同じ形のSMDが2種類入っているから気をつけろと書いてある。

マニュアルの記述
正誤表

取付方法も詳細に書いてある。変換ボードとDIP の穴を、はんだ付けしたパーツから切り取ったメッキ線を通し互いにはんだ付けするとの事。



完成したボード


と言いたいところだが、オプションのAFフィルターを組み込むかどうかで、ジャンパー線か抵抗かを選択しないといけない箇所がある。
しかもAF フィルターにその抵抗が入っているらしい。
実は、最後まで製作できるか不安だったのでオプションは一切購入していない。
次のフロントパネルボードでも同じで、SSBモードを使うためにはオプションボードを購入しその中の部品を組み込む必要がある。

現在購入済は本体キットとノイズブランカだけだが、オプションとしてはその他に
SSB
AF フィルタ
100Wパワーアンプ
ATU
IOボード
160mボード
等がある。
現在の構成だけだと
15W出力のHF CW専用機(3.5MHz~28MHz)で、PCとの連携はできないということになる。
(50MHzトランスばータはディスコンだから50MHzは出せない)

ここでどうするか決める必要がある。(まあ、一度組み立ててから分解して組みなおせばいいんだけど)

悩む!

フロントパネルボードの製作

これはあっさり完成




次は最後の一枚 問題のRFボード

何が問題かと言うと、トロイダルコアを使ってコイルを製作しなければならない。
これが苦手中の苦手!