2019年9月4日水曜日

エレクラフト K2 の製作 その5

前回 後はパーツを取り付けていくだけだと書いたが、途中で機能チェックがある。
先ずは、コントロールボードとフロントパネルボードの回路チェック。
そのためにRFボードのリレーとIOコントローラ(CPU)までは取り付ける必要がある。
この状態でのチェック

12v電源を繋いで、液晶の表示で確認する。
ところが、最初に電源を入れたときは、elecraftの文字が表示された後、デフォルトに設定されている 7100 CW が表示されるはずが、旨くいかない。
何とも訳のわからない表示になる。

何回も半田ミスや部品の取り付け間違いなどをチェックしたら、抵抗アレイの向きが逆になっている。回路を見ると別に逆でもいいような気がするが、kx1のロータリーエンコーダー取り換えのために買った電動半田吸い取り機が役に立った。手動の吸い取り機ではなかなかここまで綺麗に取り切れない。
取り外した抵抗アレイ

しかし、不具合は解消されない。
で、elecraftのサポートに送ろうと症状をビデオに撮った。で、ホームページを覗いたら、この中のヘルプセンターにk2トラブルシューティングというページがあって、そこにリセット方法が書いてある。
ダメ元で試してみたら、うまく行った。

無事、初期画面が表示された。

2019年8月30日金曜日

エレクラフト K2 の製作 その4

RFボードの製作
今日一日かかって出来たのは、リレーの取り付けとコネクタ類の取り付け、及び一部パーツの取り付け。
リレーは最初に取り付けろと書いてある。セットした段階でひっくり返すと、足が浮かずに半田付けできるからだそうだ。

しかし、パーツの数が半端ない。いざ抵抗やコンデンサーを取り付けようと思うとカラーコードや記号を読まなければならないが、これが凄く面倒臭い。
老眼眼鏡をかけてもはっきり見えないのだ。
で、使えそうなのが、LCRメータ・DMMとスマホを拡大鏡にして使う方法。
LCRメータとDMM

スマホの拡大鏡ソフトでコンデンサを見たスクリーンショット
(豆粒のようなコンデンサーに印字された記号がはっきり見える)

DMMで予め値を測った抵抗
完成したフロントパネルボードとコントロールボードとRFボードを仮組してみた

フロントパネルとコントロールボードが近すぎてボード同士のショートが気になるため一番近いエンコーダボードの裏面にセロテープを貼って絶縁した。

ショートしそうなのはセンターのエンコーダ部分の基板


これからは地道にパーツの値を調べて半田付けする作業がしばらく続く。







2019年8月28日水曜日

エレクラフト K2の製作 その3

コントロールボードの製作 つづき
今日はICの取り付け
ここでの注意点は、設計当時のICの一つがディスコンになっているのでSMDで製作する必要があることと、裏面にもパーツを取り付ける必要がある事だ。

マニュアルにはDIPを取り付けるとなっているが、正誤表でSMDに変更になっていることと、同じ形のSMDが2種類入っているから気をつけろと書いてある。

マニュアルの記述
正誤表

取付方法も詳細に書いてある。変換ボードとDIP の穴を、はんだ付けしたパーツから切り取ったメッキ線を通し互いにはんだ付けするとの事。



完成したボード


と言いたいところだが、オプションのAFフィルターを組み込むかどうかで、ジャンパー線か抵抗かを選択しないといけない箇所がある。
しかもAF フィルターにその抵抗が入っているらしい。
実は、最後まで製作できるか不安だったのでオプションは一切購入していない。
次のフロントパネルボードでも同じで、SSBモードを使うためにはオプションボードを購入しその中の部品を組み込む必要がある。

現在購入済は本体キットとノイズブランカだけだが、オプションとしてはその他に
SSB
AF フィルタ
100Wパワーアンプ
ATU
IOボード
160mボード
等がある。
現在の構成だけだと
15W出力のHF CW専用機(3.5MHz~28MHz)で、PCとの連携はできないということになる。
(50MHzトランスばータはディスコンだから50MHzは出せない)

ここでどうするか決める必要がある。(まあ、一度組み立ててから分解して組みなおせばいいんだけど)

悩む!

フロントパネルボードの製作

これはあっさり完成




次は最後の一枚 問題のRFボード

何が問題かと言うと、トロイダルコアを使ってコイルを製作しなければならない。
これが苦手中の苦手!

2019年8月27日火曜日

エレクラフト K2の製作 その2

そもそも、今更という感じだが、このキットを購入したのは、K4が来春には発売される予定だが、その時点でK2がディスコンになってしまうのではないか?ということでいまのうちに購入してしまおうと考えたからだ。
これは自分の勝手な予想でその後も販売は続くかもしれない。でも、K2とデザインが統一されたトランスバーターは144Mhz以外はディスコンになっていて最早買うことができない。逆にK4用は将来発売が予定されているとの事だ。

また、製作記事をこのブログに書こうと思ったのは、購入したのは良いがなかなか製作が難航しそうで途中で諦めそうだがブログで公開する事で最後まで進められそうだからだ。

という事で、キットの全貌は、3枚の基板とそれに取り付けるパーツ、およびケースであるが、取り付けるパーツの数がハンパない。

しかし、基板ごとにパーツが袋づめめされていたり、マニュアルにはパーツの取り付け順序まで詳細に記述されているし、どのタイミングではんだ付けするのが良いかまで書いてある。
前回書いた通り闇雲に基板に取り付けるのは無謀で、マニュアルに沿って組み立てていけばなんとかなりそうだと思えてくる。

2019年8月26日月曜日

エレクラフト K2 キット製作

前回投稿から2年半経過している。その間、再就職・入院等色々あった。
今回からelecraftのk2の製作記事を書こうと思う。
しかし、最後まで続くかどうかまだ自信がない。
マニュアル

キットが入っている箱(この状態で送られてくる)

始めて3日目、現在コントロールボード(3枚ある基板のうちの一つ)の製作中だが、最初は基板にマークされた部品記号通りにハンダ付けすれば良いかと思いマニュアルもろくに読まず始めたが、キットに入っている部品が足りない。
中華製のキットの場合はよくあることなので、elecraftにクレーム入れようかと思ったが、再度マニュアルをよく見てみると、色々注意書きがあった。
まずコンデンサ(C44)これは、基板に刻印されているので当然、取り付けるものと思い込んでいたが部品がない。
マニュアルを読んでも何も記述がない。しかもパーツリストにはC44は載っていない。で、回路図を探すと使わないと書いてある。
これはちょっと不親切と思った。

次に基板にD3とあるところだがD3は入っていない。当然Dだからダイオードだと思っていたが、マニュアルには、ここには抵抗を取りつけろと書いてある。


何も考えずに部品を記号に合わせてハンダ付けして行ったのでは完成は難しそう。
まあ、色々あったが取り敢えずここまでできた。
まだこのボードの完成までしばらくかかりそう。

2017年2月8日水曜日

イギリスからのメール SOTABEAMS



久しぶりの更新だが、突然、知らない人からメールがきた。Richardという人。イギリス人で前にHAM関係で個人輸入したネットショップの人だった。

店名はSOTABEAMS。何かの宣伝メールかと思ったら、日本で一番読まれてるHAMの雑誌を教えて欲しいとのこと。

一番売れてるかどうかわからないが、思いつくのは一誌しかないのでそれを教えた。

自分のショップの広告を載せたいらしい。あまり日本人は買わないのか、以前買ったことがある私にメールしたようだ。

ところが、彼が雑誌社に連絡したらとても広告料が高く一旦は諦めたみたいだった。

で、とりあえずショップページにGOOGLE翻訳機能をつけたのとプライスを円表示するようにしたらしい。

SOTAとは、SUMMITS ON THE AIR の略で移動運用アマチュア無線のアワードらしい。

私は、このショップは大変気に入っていて、特に名前が示すようにQRPの移動運用のための商品が充実している。

しかし、日本に売り込みたいのは、WSPRlite という商品らしい。


WSPRといえばK1JTのフリーソフトでWSPRというのがあるが、同じモニターを使ってアンテナの性能チェックができるというもの。海外ではかなりの人気でよく売れていて非公開のFACEBOOKグループがあるほどだ。

K1JTのシステムとの違いは、WSPRはパソコン変調の無線機を使うのに対して、こちらは、専用の送信機で、一度パソコンに接続して設定を済ませればあとは5V電源だけで勝手に定期的に送信を繰り返し、結果をネットでグラフ表示してくれる。周波数は、1.8Mhz、3.6Mhz、7Mhz、10Mhz、14Mhzが選べる。出力は最大200mW。7Mhz以下は別売のLPFをセットする必要がある。どの時間帯にどこまで飛んだかが一目でわかるので大変面白い。アンテナの性能比較にはもってこいだ。

しかし、イギリスでは包括免許なのか日本とは事情が違う。この製品は日本の技適がないので、使う人が保証認定を受ける必要があることを説明した。技適がないことと値段が高いので雑誌の広告を一度あきらめたが、保証認定という道があることを知ってか、リスク覚悟で広告を出すことにしたらしい。

どんな広告が出るか楽しみだ。

アンテナチェックにはなかなか良いものなので、個人で保証認定を受ける覚悟がある人は使ってみると面白いかもしれない。

これ以外に移動運用用の面白い商品がいっぱいあるので、ぜひ覗いてみては如何か?

2016年9月21日水曜日

移動運用でのXPOコンテスト参加とアンテナ比較

9月17日から20日まで福井県小浜市に行ってました。その間、移動運用しましたが、丁度XPOコンテストがあり1時間だけ参加しました。
持って行ったRIGは、KX3,PX3 とバッテリー駆動の中華製安物ATU。Android端末です。
ZEKのフィールドデイでやったように、Androidで編集したメモリーを使っての運用で、パドルは一切使いませんでした。ただタブレットのキーボードに慣れてなくて入力が難しくログは手書きでした。しかし20局を超えるとダブりのチェックが手書きでは難しく1時間で止めました。



持って行ったアンテナは2本でCHCで製作したVCHとelecraftのbudistickです。(オリジナルのページはこちら。)


7MhzのみのQRVでしたが、この移動中にアンテナの比較ができたのでレポートします。

VCHは中々性能がよく、15出力ですがコンテストということもあり1時間で全国20局とQSO出来ました。

局の場所は小浜の市街地で海抜は2mくらいです。3階建ての屋上にアンテナを設置したのですが、茅ヶ崎の自宅よりはノイズは少ないかと思っていたのですが意外にいろんなノイズがあるようです。
写真の遠景に写っているのは若狭湾ですが、南側は山に囲まれあまり良いロケーションではありませんでした。

budistickはノイズレベルが常時S9位あり、信号がマスクされて聞こえません。budistickのSWRは写真の通り7.04MHZあたりに同調しています。ラジケーターは0を指してますがKX3が示すSWRは1.5程度です。
上の写真のような位置関係のアンテナ同士で、同じRIGで受信した結果の比較写真です。

VCHの受信状況

budistickの受信状況

budistickのSWR調整後

VCHはPX3のバンドスコープ上にはっきり信号が見えますが、budistickはノイズばかりです。結局設置しただけで使えませんでした。

アンテナの違いでこんなにノイズレベルが違うとは思いませんでした。

この結果から、budistickはノイズの少ない山の上とか、アンテナの短縮率が低くなるHFハイバンドでしか使い物にならないようです。今度静かな場所に移動してハイバンドで試してみたいと思います。

それにしてもバッテリー駆動のATUが思ったより整合範囲が広く100Wまで使えて中々グッドです。

場所:小浜市