持って行ったRIGは、KX3,PX3 とバッテリー駆動の中華製安物ATU。Android端末です。
ZEKのフィールドデイでやったように、Androidで編集したメモリーを使っての運用で、パドルは一切使いませんでした。ただタブレットのキーボードに慣れてなくて入力が難しくログは手書きでした。しかし20局を超えるとダブりのチェックが手書きでは難しく1時間で止めました。
持って行ったアンテナは2本でCHCで製作したVCHとelecraftのbudistickです。(オリジナルのページはこちら。)
7MhzのみのQRVでしたが、この移動中にアンテナの比較ができたのでレポートします。
VCHは中々性能がよく、15出力ですがコンテストということもあり1時間で全国20局とQSO出来ました。
局の場所は小浜の市街地で海抜は2mくらいです。3階建ての屋上にアンテナを設置したのですが、茅ヶ崎の自宅よりはノイズは少ないかと思っていたのですが意外にいろんなノイズがあるようです。
写真の遠景に写っているのは若狭湾ですが、南側は山に囲まれあまり良いロケーションではありませんでした。
budistickはノイズレベルが常時S9位あり、信号がマスクされて聞こえません。budistickのSWRは写真の通り7.04MHZあたりに同調しています。ラジケーターは0を指してますがKX3が示すSWRは1.5程度です。
上の写真のような位置関係のアンテナ同士で、同じRIGで受信した結果の比較写真です。
VCHの受信状況
budistickの受信状況
budistickのSWR調整後
VCHはPX3のバンドスコープ上にはっきり信号が見えますが、budistickはノイズばかりです。結局設置しただけで使えませんでした。
アンテナの違いでこんなにノイズレベルが違うとは思いませんでした。
この結果から、budistickはノイズの少ない山の上とか、アンテナの短縮率が低くなるHFハイバンドでしか使い物にならないようです。今度静かな場所に移動してハイバンドで試してみたいと思います。
それにしてもバッテリー駆動のATUが思ったより整合範囲が広く100Wまで使えて中々グッドです。
場所:小浜市
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