今までBLHELIの現地での設定変更にはARDUINOを利用したBOXを利用していましたが、基盤を裸で持ち歩いているため取扱いを慎重にしないと結線が外れたり部品が曲がったりとハードな使用には向いていませんでした。
BLHELIのバージョンを9.2から10.3にアップデートしようとダウンロードしたら、シリアルインターフェースのページがARDUINO以外に増えて、いろんなプログラムボックスが使えるようになっています。
その中でも安そうなAquaster用のを買って、挑戦してみることにしました。
(ARDUINOにカバーつけた方が安くて簡単でした。)
使えるかどうかはプログラムボックスにATMELというメーカーのMCUが使われていてることが条件のようです。Aquaster用のボックスはATMEGE8AというMCUが使われています。このMCUのファームをBLHELI用に書き換えれば使えるらしいです。
電子工作は専門外なので、ファームの書き換えはどうやったらできるのかから勉強する必要がありました。しかも、できるだけコストを抑えてなんて考えてるのでなかなかうまくいきません。
書き込みを行う道具は、AVR programmerというUSB接続の簡単な機械をAquasterにつないで行うのですが、この機械がいろんなメーカーから発売されているので、簡単に認識されるものと思って安そうなものを買ってきてやったのですが、これにはまりました。
1495円と安いので買ってしまったSPARKFUNというメーカーのPGM-09825です.
が、書き込みソフトのAVR STUDIOが認識しません。バージョンを4,5,6と変えて試すもまったく認識しません。
後でわかったのですが、認識させるためにはこのPROGRAMMERに載っているMCUのファームを書き換えなければならないのですが、ファームを書き換えるためのツール自体のファームを書き換えないといけないという、卵が先か鶏が先かになってしまいうまくいきません。
3日ほど悩んで、ホビるさんにメールで相談。
一発で上記回答が来ました。結局、ホビるさんお勧めのAVR dragon(7350円、安くて高機能(1行デバッグができる)でそのままAVR studioで認識してくれる)も買ってしまいましたが、
実はその前日に時間差でATMEL純正のプログラマー AVR ISP markⅡ(3000円)も買ってしまっているし、
そのほかにUSB-SIRIAL変換ボード(1470円)も必要だったので、15000円近い出費となってしまいました。アホだ!
改造手順は、
まず、MCUのブートローダーをAVR programmerを使って書き換えます。書き換えるファームはBLHELI10.3のパッケージをダウンロードすればその中に入っています。(お好みでロックすることもできますが私はしませんでした)
接続は、ブレッドボード用配線を基盤に半田付けして行います。
場所はこの写真のとおりです。
これが終わったら、次はシリアル変換ボード経由でBLHELIとAQUASTERをつないで、BLHELI用ファームを書き込みます。この操作はBLHELIからAQUASTERのFLUSHボタンを押して行います。
ここまでで、AQUASTERがBLHELI用プログラムボックスに変身しました。
最後は、ESCとAQUASTERの接続ですが、ここでまたつまずきました。解説が載ってません。色々ネットを調べて、下記写真の場所につなげばいける事を確認し何とか完成です。
参考
BLHELI10.3.1ページ
ダウンロードページ
AQUASTER改造BOXページ
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