2012年5月19日土曜日

ラダー不調 V120D02S

QLOOKアクセス解析 今朝、2回目の屋外フライト。
河川敷で上空1回目、3回ロールを行った直後、ラダーが制御できなくなった。
何とか墜落せずに地上に下ろしたが、点検するとテールローターがドライブされていないため、多分テールドライブギアがなめたのかなと思った。

仕方なく家に帰ってもう一度よく見ると、メインマストとメインギアを固定するピンが抜けてなくなっている。そのため、メインギアが下がって、べベルギアがかみ合わなくなりテールがドライブされなかった様だ。幸いギアはなめていなかった。

マスト固定のピンが抜けたのだから、メインローターも回らないはずだが、少し抵抗があったのか地上に下ろすまではメインローターは回っていた。

しかし、ただ飛ばしているだけでピンが抜けるとは???
さすがに怪ヘリなどといわれるだけのことはある中華製だ。

メインマストの予備は持っていないので部品を買うまでは修理できないかとあきらめたが、
ピンぐらい何とか加工できないか挑戦することにした。

部品は、クリップ、いろんな大きさのクリップの径を測ると、小さいのが0.8mm、大きいのが1.3mmで
ピンの径は1.1mm?だからそのままでは合わないため大きいのを削ることにした。

最初は転がしながらやすりで削っていたが、真円にもならないし、膨大な時間がかかりそうだった。

で、思い出したのが旋盤加工器。これを再現するのに、ドレメル社のルーターがあるのでこれを利用することにした。

ルーターの先端に、クリップから切り取った直径1.3mmの鉄の棒を取り付け、回転させ、これにやすりをあてる。

こんな感じ


削ったクリップをメインマストに刺した状態

これをちょうどいい長さに切断し取り付けた。このピンはテーパーをつけたのであるところで止まる。

純正よりかなり長め。理由はまた抜けたら困るのでテーパーの細いほうを少し曲げて抜けないようにするため。

応急処置は終わった。これで振動が出ないと良いが?
明日テストしてみる。

ロールはピッチカーブの調整で失速することは無くなったが、ロール中にテールがとられてきれいに回らない。

別稿で書くが、どうも0ピッチからマイナスピッチ時のスロットルの値が高すぎて、急激に回転が高くなりテールが振られているようだ。
明日は振動が出なければ、もう少しスロットルカーブをスティック下部で下げるように調整してみる。

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