2013年7月2日火曜日

deviation3.0 の設定方法(プログラムミキシングなど) DEVO7E編

DeviationTxは、DEVO7Eのファームを書き換えて、数々のプロトコルに対応できるようにされたフリーソフトですが、いざ機体に合わせて設定をしようとするとなかなか難しいところがあります。

特に、機体の癖とりのためのプログラムミキシングのかけ方などはマニュアルが無いせいもありわかりにくいところです。

で、自分なりの方法をまとめて備忘録にします。

もともとVeviationTxはer9xファームから派生しているので、フローチャートはよく似ています。
下絵はer9xのフローチャートですが、deviationの場合はExpo&DRはMixerの中に入っていますがその他のフローは同じです。




私は、devo7Eのスイッチを増設しフライトモードを0,1,2と3種類設定できるように改造していますが、この3種類の設定はGUIがスタンダードではできないため、アドバンスドGUIを前提としています。

というか、スタンダードGUIではプログラムミキシングには対応していません。

■プログラムミキシングの方法

1.新規機体データを作成する場合は、まずスタンダードGUIで設定できるところはしておいて、設定終了後GUIを切り替えるとそのまま設定が引き継がれるのでその方が楽です。


Model setupでMixier GUIをStandardにして、基本的な設定を行う。

2.設定終了後Advancedに切り替える


3.Model menuからMixerを選択する。


4.standardからadvancedに切り替えた場合は、


5.1-ELE、2-AIL、ch-6がそれぞれCyclic2,1,3となっているため、サイクリック(エレベーター、エルロン、ピッチ)の設定は、画面をスクロールダウンしたCYC-AIL、CYC-ELE、CYC-COLの項目で設定する。ただし、切り替えたままだとExpo&DRモードになっているが、プログラムミキシングを使う場合はそれぞれの項目のモードをComplexに変更する必要がある。



6.Complexモードに切り替えて、ミキサーの数を4に増やす。そのうちPage1はフライトモード0、Page2はフライトモード1、Page3はフライトモード2の設定を行う。
Page4をプログラムミキシングに利用するが、例えば急上昇させた場合に機体が左右に傾く場合は、ピッチからエルロンにミキシングをかける必要があるが、その場合はCYC-AILのPage4のSrc(ソース)をch-6と設定する。どのようにミキシングをかけるかはカーブの選択やScaleの値で調整する。


7.下の画像は、ピッチからエルロンに、ピッチが増加すればエルロンの舵角を増やすように設定した場合。

Mux:をaddに設定することで、エルロンのスティック操作による動きにこのカーブの分だけ足し算される設定になる。


■ホールド時にスロットルを-100%にする方法

1.3-THRのmixerを4に増やし、4のスイッチをhold1(ホールドスイッチを入れた状態)でMuxをreplaceにして、カーブを-100%フラットに設定する。

2.別のやり方として、3-THRのSafty:をhold1、Val:を-100に設定する。この方が簡単です。上のフローチャートでSafety SwichがMixerより後段(優先される)なのでこういう設定でも機能します。


モードやカーブの種類が豊富でどう使っていいのか迷うところなので、いい使い方が発見できたら
おいおい記事にします。

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