4機体制で、飛行・墜落・破損・修理を繰り返しているMINI CPですが、墜落時の被害を大きくしているのはハイパワー化とそれに伴う重量増なのは間違いないところです。しかも少しは腕も上がってきたのか低空でのマニューバーが多くなりホールドが間に合わない墜落も多くなって来ています。
機体の方もだいぶ年季が入ってきて墜落を繰り返すうちに、受信基盤そのものが破損するようになってきました。
現在生き残っている基盤は3枚のみ。うち一枚は基板上のどこかが接触不良なのか突然電源が切れることがまれにある状態です。
メインのみHP03に変更した機体は
軽いしパワーもないので墜落してもほとんど壊れず一番元気で面白い機体になってます。
この反省から生き残った基盤2枚を使ってパワーはそこそこで、できるだけ軽い機体を目指して、と言っても今更新たに部品を買うのももったいないのでストックの部品やメカを使って改修しようと思います。
少し前にパワーを求めて2S化だの手巻きモーターだの書いてましたが、あまりにも壊れ方が酷いので方向転換です。
共通基本スペックは1Sバッテリー駆動とします。これは今家にある1S 260mahのnanotechがすごく調子よいのと、LVC抵抗を取り去ったので十分な飛行時間が確保できるためです。
しかし、今手元にあるモーターはHP03よりパワーがあるものばかりです。HP03の機体でテールの純正6mmブラシモーターは限界なのでこれ以上のパワーではテールも改修する必要があり
ます。
まず1機目。7mmブラシテールモーターがあるのでこれを利用します。組み合わせるメインはHK14000にESCはPLUSH6A
これで重量は51グラムでした。しかしこれだと多分ピッチも回転も抑え目にする必要がありそうです。テールブレースや重いペーパーキャノピーが重量増になってます。
2機目。
メインはHK14000がもう一個あるのでチョイスすると、テールはフルパワーで使おうとするとブラシレスにする必要があるためhk12000のテール用です。
しかし、ESCを2個も積むと重量がかなり増加します。今まではPLUSH10AとPLUSH6Aの組み合わせで使ってましたがかなりの重量です。以前1S駆動だとXP3Aのピギーバックで容量を上げて2個積んだことがあるのですが、その後の墜落で1個は基盤がはがれ使用不能になってます。今回は残ったXP3Aピギーバックをメインに使い、テールはPLUSH6AにしますがXP3Aに比べ重いです。
で、気付いたのは1S駆動ならESCのBECは使わないので、何とかplush6AのBEC部分の部品を取り去れないかなということです。
ここからは電気の知識がなく怖いもの知らずなのでできる事ですが、XP3Aに無くてPLUSH6Aについてる部品で重そうなものを探すと、まず目に付くのは大きく基盤からはみ出している電解コンデンサーです。機体装着にも邪魔なので取り去ってみました。
その他、重量を構成しているのは部品そのものもありますが配線もかなりの重さです。なのでポリウレタン線の0.4mmを使って配線します。
なかなかすっきりしました。重量もESC2個積んでる割にはバッテリー込み52グラムです。50gは切れませんでした。コネクターを省いて時価接続にしたりブレードを軽いものに変えたりでもう少し軽量化は図れそうですが、メンテナンス性が落ちるのでとりあえずこれで行こうと思います。
自分の過去記事見るとバッテリーなしで50g切れてなかったのでまあそれに比べると軽量化できたかなって感じです。
さて、飛ぶか?
おまけ
基板をはぎ取られた4番機です。