2019年8月30日金曜日

エレクラフト K2 の製作 その4

RFボードの製作
今日一日かかって出来たのは、リレーの取り付けとコネクタ類の取り付け、及び一部パーツの取り付け。
リレーは最初に取り付けろと書いてある。セットした段階でひっくり返すと、足が浮かずに半田付けできるからだそうだ。

しかし、パーツの数が半端ない。いざ抵抗やコンデンサーを取り付けようと思うとカラーコードや記号を読まなければならないが、これが凄く面倒臭い。
老眼眼鏡をかけてもはっきり見えないのだ。
で、使えそうなのが、LCRメータ・DMMとスマホを拡大鏡にして使う方法。
LCRメータとDMM

スマホの拡大鏡ソフトでコンデンサを見たスクリーンショット
(豆粒のようなコンデンサーに印字された記号がはっきり見える)

DMMで予め値を測った抵抗
完成したフロントパネルボードとコントロールボードとRFボードを仮組してみた

フロントパネルとコントロールボードが近すぎてボード同士のショートが気になるため一番近いエンコーダボードの裏面にセロテープを貼って絶縁した。

ショートしそうなのはセンターのエンコーダ部分の基板


これからは地道にパーツの値を調べて半田付けする作業がしばらく続く。







2019年8月28日水曜日

エレクラフト K2の製作 その3

コントロールボードの製作 つづき
今日はICの取り付け
ここでの注意点は、設計当時のICの一つがディスコンになっているのでSMDで製作する必要があることと、裏面にもパーツを取り付ける必要がある事だ。

マニュアルにはDIPを取り付けるとなっているが、正誤表でSMDに変更になっていることと、同じ形のSMDが2種類入っているから気をつけろと書いてある。

マニュアルの記述
正誤表

取付方法も詳細に書いてある。変換ボードとDIP の穴を、はんだ付けしたパーツから切り取ったメッキ線を通し互いにはんだ付けするとの事。



完成したボード


と言いたいところだが、オプションのAFフィルターを組み込むかどうかで、ジャンパー線か抵抗かを選択しないといけない箇所がある。
しかもAF フィルターにその抵抗が入っているらしい。
実は、最後まで製作できるか不安だったのでオプションは一切購入していない。
次のフロントパネルボードでも同じで、SSBモードを使うためにはオプションボードを購入しその中の部品を組み込む必要がある。

現在購入済は本体キットとノイズブランカだけだが、オプションとしてはその他に
SSB
AF フィルタ
100Wパワーアンプ
ATU
IOボード
160mボード
等がある。
現在の構成だけだと
15W出力のHF CW専用機(3.5MHz~28MHz)で、PCとの連携はできないということになる。
(50MHzトランスばータはディスコンだから50MHzは出せない)

ここでどうするか決める必要がある。(まあ、一度組み立ててから分解して組みなおせばいいんだけど)

悩む!

フロントパネルボードの製作

これはあっさり完成




次は最後の一枚 問題のRFボード

何が問題かと言うと、トロイダルコアを使ってコイルを製作しなければならない。
これが苦手中の苦手!

2019年8月27日火曜日

エレクラフト K2の製作 その2

そもそも、今更という感じだが、このキットを購入したのは、K4が来春には発売される予定だが、その時点でK2がディスコンになってしまうのではないか?ということでいまのうちに購入してしまおうと考えたからだ。
これは自分の勝手な予想でその後も販売は続くかもしれない。でも、K2とデザインが統一されたトランスバーターは144Mhz以外はディスコンになっていて最早買うことができない。逆にK4用は将来発売が予定されているとの事だ。

また、製作記事をこのブログに書こうと思ったのは、購入したのは良いがなかなか製作が難航しそうで途中で諦めそうだがブログで公開する事で最後まで進められそうだからだ。

という事で、キットの全貌は、3枚の基板とそれに取り付けるパーツ、およびケースであるが、取り付けるパーツの数がハンパない。

しかし、基板ごとにパーツが袋づめめされていたり、マニュアルにはパーツの取り付け順序まで詳細に記述されているし、どのタイミングではんだ付けするのが良いかまで書いてある。
前回書いた通り闇雲に基板に取り付けるのは無謀で、マニュアルに沿って組み立てていけばなんとかなりそうだと思えてくる。

2019年8月26日月曜日

エレクラフト K2 キット製作

前回投稿から2年半経過している。その間、再就職・入院等色々あった。
今回からelecraftのk2の製作記事を書こうと思う。
しかし、最後まで続くかどうかまだ自信がない。
マニュアル

キットが入っている箱(この状態で送られてくる)

始めて3日目、現在コントロールボード(3枚ある基板のうちの一つ)の製作中だが、最初は基板にマークされた部品記号通りにハンダ付けすれば良いかと思いマニュアルもろくに読まず始めたが、キットに入っている部品が足りない。
中華製のキットの場合はよくあることなので、elecraftにクレーム入れようかと思ったが、再度マニュアルをよく見てみると、色々注意書きがあった。
まずコンデンサ(C44)これは、基板に刻印されているので当然、取り付けるものと思い込んでいたが部品がない。
マニュアルを読んでも何も記述がない。しかもパーツリストにはC44は載っていない。で、回路図を探すと使わないと書いてある。
これはちょっと不親切と思った。

次に基板にD3とあるところだがD3は入っていない。当然Dだからダイオードだと思っていたが、マニュアルには、ここには抵抗を取りつけろと書いてある。


何も考えずに部品を記号に合わせてハンダ付けして行ったのでは完成は難しそう。
まあ、色々あったが取り敢えずここまでできた。
まだこのボードの完成までしばらくかかりそう。