2013年9月19日木曜日

master cpのパワー

前回の大修理で、ブラシレスモーターのパワー不足を疑っていましたが、純正ブラシモーターにレストアしたので、モーターに流れる電流を測定してみることにしました。

当初は、飛行中の電流をDATALOGGERを使って測定してみようかと思ってましたが、コネクターが異なっていたり、搭載カ所を探すのが一苦労だったりするので、もっと簡単な方法に変えました。

早い話めんどくさくなったってことです。

その方法とは、単に部屋の中でクランプメーターで計るというものです。


こんな感じ

ブラシモーターなのでESCとモーター間で計れます(??)

しかし、マイクロヘリと違ってフルスロットルは怖い。なのでそんなに長く計ってません。せいぜい5秒ほど。

結果は、スロットルカーブ100%フラットでピッチを操作しても、MAX10A行きませんでした(計測値は7~8A)。

3Sバッテリーなので3.7×3×10=111Wです。少なくネ?

バッテリーからのコードを測定すると9A~10A位でした。テールはほとんど負荷がかかってないしサーボも動いてないのでこんなもんかもしれません。

今までつけてたブラシレスが200wですから、十分なパワーがあったという事でしょうか?

合ってるとしたら、この純正モーター80g以上あって重い割に仕事しないモーターですね!安いはずです。

ついでに、このクランプメーター周波数もわかるので計測してみたらきっちり500Hzでした。

5 件のコメント:

  1. nobさん、こんばんは

    はぁ~・・・やっぱり、純正モーターは、
    デカくて重くて消費電力(パワー)半分ですかぁ~(^〇^;)
    ・・・やっぱりブラシレスですか・・・

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    1. ヴヴ様
      ブラシレスいきましょうよ。って売ってるキットはすごく高いんですね。機体が買えちゃうくらいですね。

      でも、自作はいばらの道です。

      なんか、パワーは重量ではなく値段に比例するって法則がありそうです。
      このモーター ○○モンスターで779円で売ってますが、ブラシレスはHKで$15.99で約倍ですから。

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  2. おお、簡単な計測でもまずはデータがあると面白いですね。

    111Wが多いか少ないかって考えてみました。
    masterCPの体重が400gくらいですから、推力が2倍の800gあればかなり元気に飛ぶでしょうし、逆に500g~600gくらいだったら重そうになんとか背面までこなす、て感じだと思います。

    一方、消費Wと推力の関係はペラの効率にもよりますが、少しぐぐって回った感じでは、5~7g/Wという結果が多かったです。
    そう思うと実測で111Wは600~700gくらいのスラストに相当するのでまあそんなもんかな、という感じもします。
    スペック200Wのブラシレスがどこまで実際に電力を食えるかが気になりますね。

    ところで、ぐぐっているときにminiCPの計測でnobさんの記事
    http://nob-heli.blogspot.jp/2012/05/mini-cp-part2.html
    を見つけたのですが、これの電流欄が消してあるのは何か測定に問題があったのを発見したのでしょうか?

    しかし、本当にありとあらゆることを既に試されていますね!

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    1. Takano様

      素晴らしい検証ですね。5~7g/Wは知りませんでした。

      手で持ってる感じは推力は感じられましたが3Dビンビンという感じではなかったです。
      でも、600~700gかと言われるとわかりません。
      スケールにくくりつけて測ってみますか。

      ブラシレスの200Wも良く解りません。限界値か常用できるパワーなのかで全然違ってきますからね。

      でも、標準バッテリーが1000mahですから10A流れていると6分で0%、これにテールとサーボの制御が加わってどのくらい電
      流増えるかわかりませんが、標準モーターの設定ではいいところかもしれません。

      ということは、やはり重さの割に相当効率の悪いモーターということになりそうです。

      もうひとつ気になってるのがPWM周波数です。500hzということは、分換算すると60倍で30000。2ポールの場合でもモータ
      ー回転が30000rpm超えると使えないのではないかということです。デューティー比が低い場合、極性が切り替わる間全然
      電流が流れない可能性があるような気がします。ま、フルスロットルばかりで使っていればいいのでしょうけど。

      30000回転ということはギア比が8.77ですからローター3400回転が限界ということでしょうか?

      もしあってるとすると、walkeraの究極のコストダウン戦略が見えてきたような気がします。

      設計思想が分かってきそうでもう少し追及してみようと気になってきます。

      それとどうせやるならmini cpのように推力3倍の1200gあたりを目指したいですが、テールがもっとひどいことになりそう
      です。

      過去記事で電流欄を消しているのは、テスターの電流計測の耐用時間を超えて測っていたので、ヒューズが途中で切れて
      値の信頼性がないためです。

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    2. miniCPのパワーそんなにあるんですね… ウチの2Sはまだまだ体重の2倍レベルです。
      過去記事の件は、途中でヒューズが切れちゃったのですね。むしろヒューズ入りのテスターでこんな大電流が測れたことに驚きです。
      でも、細かい精度を機にしなければ測れた部分はおおいに参考にできそうです。


      ブラシモーターの重量出力比は、ブラシレスと2倍くらいはベースが違いそうですね。(他の機体でも経験的にそうですし)

      やたら低い制御PWMデューティの件は、ブラシモーターの場合にはどうせコミュテータの位置を検出して出力調整に利用してるわけじゃなくて、モーターの内部のことなんか関係なく外から電源スイッチをON/OFFしてローターの回転数を調節してるようなものだと思いますんで、それこそ10Hzとかでも機能するんじゃないかと思います。

      ブラシレスに対してそんなことしたらコミュテータの位置把握がずれて脱調しそうですけど、ブラシレスの場合はコンバータで別の信号に直してから、ESCがちゃんと高速PWMで制御するので大丈夫ですよね。

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