2012年12月15日土曜日

genius cp のレストア 純正に戻すはずが・・・・


色々な改造を経て、現在満身創痍のgenius cp



これまでの改造・修理履歴は
メイン・テールモーターのブラシレス化
デジタルサーボ(HK HK2510)への換装
スキッド破損修理
ブラシレスモーター化に伴うキャノピー部分削除及び墜落による破損修理





この機体は、バッテリーホルダーが前方にあり、装着できるバッテリーはせいぜい300mahまでですが、1Sの小容量バッテリーは極端に寿命が短く、すぐに内部抵抗が大きくなります。
で、結局満充電にしてもやっと浮くくらいにしか元気がなくだんだん面白くなくなってきます。

そこで、思い切って純正仕様にレストアすることにしました。完成間近

ところが、レストアの最後の段階で、サーボのコネクター位置が間違っていることが分かり、バッテリーをつないだままコネクターの差し替えを行おうとしたところ
ピンセットを使ったのでショート!

ところがサーボはその後も問題なく動きます。
で、組立完了してからの試験飛行。

あれ~、ピルエットが止まりません。
どうもジャイロがいかれたみたいです。

ん~困った。

せっかく一日かけてレストアしたのに結局ゴミになってしまいました。

しかし、机の端を見ると、壊れて使えないmini cpの基盤が3個転がっているではありませんか!
ここからジャイロを抜いてgeniusに付替えるか、はたまた、基盤を修理してgeniusに載せるか?
とりあえずはminiの受信基盤の修理から始めることに。



結局、検討の結果、miniの基板を載せることにしました。
修理の方法は、コネクタ部分が接触不良を起こしている基板に他の基板からその部分の抵抗などを移植して復活させることにしました。

で、あっけなく完成。

ところが今度は、サーボが一個だけ逆転。mini cp用のサーボを使ったのがいけなかった。

プロポ側のリバーススイッチでは直りません。受信機側でCCPMミキシング掛けているのでジャイロの働きまで反転してしまいます。

で、ここでも方法は2つ

サーボ分解して配線やりかえるか、サーボ反転回路を付加するかです。

mini に戻すことも考えて、反転回路で行きます。

取り寄せた部品は、小さい!  半田付けの限界を超えてます。

下の写真は抵抗の写真ですが、矩尺のすぐ上の小さな白い台紙にある、米粒より小さい黒い点が抵抗の大きさです。



やり方は、ホビるさんのサイトで紹介されているので、まんまパクることにしました。

作った回路がこの写真。



部品より半田の量の方が圧倒的に多いです。試すとどこかで接触不良。一度直してバスコークで固めてみました。


しか~し、ちょっと触ると接触不良。やはり製作限界を超えてます。

で、家にあったもっと大きな抵抗を探して、探して、探してやっと見つけました。


で、やり直したのがこれ


かなりできばえ悪いですが、気にしません。これを今度は、部品が動かないように弾性接着剤で固めてシュリンクチューブでくるんで完成です。



基板の固定は、プラ版プラ棒の加工で製作しました。






基板がちょっと傾いてるからミキシング入るかな?


これで、やっと完成です。まだ飛ばしてませんが、動きは正常のようです。



これで、雨の日用室内ヘリの完成です。

2 件のコメント:

  1. 大冒険というか、大改修というか、お見事!!!
    電子工作的にもメカ積み的にも、クマー隊にはまねできません!

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    返信
    1. クマー隊様
      ありがとうございます。
      え~、でもこの前これと反対のことやってたような記事読みましたが?
      ジミーちゃんじゃなかったでしたっけ?

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