2012年9月8日土曜日

V120D02S 2S化 連載第12回 フライトインプレッション

QLOOKアクセス解析 比較のために、オリジナルの02Sのモーターを純正12000KVに戻して比較してみました。

戻したところで大問題。

16500KVモーターを付けている時と同じくらい始動性が悪いのです。
てっきり、16500KVモーターのコギングが強くて回らないのかと思っていたら、原因はESCのようです。

で、BLHELIのセットアップをいじった結果下記の設定だとスムーズに回るようになりました。


いじった項目は、Startup Power を×1.5に変更 Startup RPMを1.0に変更 モータータイミングをLowに変更 の3項目です。

この設定のままなら、16500KVもスムーズに始動してくれそうな予感がしてます。

話は戻って、

まず、ノーマルの02Sもすごく安定して良く飛ぶなというのが印象。

違いはESCでガバナーを入れてる事と、ピニオンが10Tですから、ガバナーの設定回転数が1.11倍になってる事です。

回転数を計算すると、ノーマルで4600回転、ST-1は4666回転,ST-2は4777回転です。

こんなに高い回転ですが、フルピッチ(12度)でも十分なパワーで上昇していきます。

本題の2S化02Sですが、ノーマルモードで飛ばすと正直安定はしてるがパワー不足という印象。

機体重量が大きく影響しているのか、スケールヘリを飛ばしてる感じです。

ところがST-2にしたとたん、ものすごいじゃじゃ馬ぶりにびっくり。

前回設定した回転数を見ると、ノーマルで3500回転です。これではおとなしくて当たり前。ST-2でも4100回転です。

室内の実験では、4100回転でのフルピッチは維持できなかったですが、実際飛ばしてみるとものすごい勢いで上昇していきます。ノーマルの02Sが4700回転超えてることを考えればもっと回転上げられそうですが、これ以上上げても今度はコントロールが難しそうです。

飛行時間はST-2でピッチ入れたり抜いたりして負荷をかけた状態で4分ほどでした。

2Sはバッテリーが現在2本しかなく、すぐに終わってしまいましたが、2本目は、ブレードを幅広のカーボンに変えてみました。これでも難なく回転数維持、上昇力も増した感じでかなり好印象です。

また、その他特に違いを感じたのは、ラダーの敏感さです。スピードの速いデジタルサーボと3軸ジャイロの違いによるものでしょうが、こんなによく回って止まるのは感動ものです。
ジャイロ感度を上げられなくて悩んで損した感じです。

飛行後、各部の温度を見てみると、一番熱くなってるのがラダーサーボでした。次がモーターでその次がESCです。が、ESCは人肌程度で全く熱くありませんでした。

ラダーサーボから考えてこれ以上の飛行時間の延長は無理っぽいです。

カーボンブレード装着の最終形。


ところが、ここでまた問題。

いつもつけてるブレードホルダー。純正ローターだと


こんな感じで仕舞えます。

が、カーボンロータは、


グリップに当たって、ここまでしか閉じません。

ともあれ、デュアラブルさはなくなっていますが、かなりオリジナルとは性格が違うヘリに変身しました。

4 件のコメント:

  1. 改造、大成功みたいですね!
    ・・・こりゃ、落とせませんね(^^;;

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    1. クマー隊様、どうもです。
      何とか飛行にこぎつけました。
      壊すといけないので、しばらく飾っておきます。

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  2. こんにちは

    究極のV120完成って感じっすね。

    今度、田んぼの中の飛行場で飛びをみせてくださいね(^―^)

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  3. ネコ博士様
    コメントありがとうございます。
    田んぼ行きたいのですが、陽射しを見ると行く気がなくなります。そろそろ涼しくなって来たのでまた伺います。

    何となくわかるのですが、名前と顔が一致しません。

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